科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語
科目番号 0028 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学分野 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 テキスト:自主教材  自学自習用教材:eラーニングで身につける中級英語・前編(Brains e-Learning) 参考書:1.英検準2級全問題集(旺文社) 2.出る順パス単英検準2級(旺文社) 3.英検準2級文で覚える単熟語〔三訂版〕(旺文社)
担当教員 片岡 務

到達目標

論理的な文章を英語で記述したり英語でコミュニケーションを行えるようになるためのひとつの方策として、
英語検定準2級の試験問題に対応できる英語力(語彙、読解、作文、リスニングに関する能力)を身につけ、それを随時発揮できる。                          

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語検定準2級レベルの問題をほぼすべて正解できる英語検定準2級レベルの問題を6割以上正解できる英語検定準2級レベルの問題を4割以下しか正解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語検定準2級の試験問題に対応できる英語力(語彙、読解、作文、リスニングに関する能力)を身につけることで、論理的な文章を英語で記述したり英語でコミュニケーションを行えるようになるための基本的な英語力の充実を目指す。                    ・前関連科目:1年英語 ・後関連科目:3年英語                           
授業の進め方・方法:
毎授業、英語検定準2級レベルの語彙に関する問題、読解に関する問題、作文に関する問題、などを配した自主教材の設問を各自で解いてきて、解答解説を受けることで、語彙力、読解力、作文力の向上を図る。また適宜リスニングの問題を授業中に課すことでリスニング力の向上も図る。その他「英語検定準2級」の試験を受験し、それに合格するためのアドバイス等も適宜授業の中で与える。                                                  評価については、定期試験の得点がそのまま本授業の合否判定用の評価となる。ただし、「英語」の評価で60点以上の学生に対しては、授業への参加姿勢の観点で、本授業の評価点に±5点を加減算して本授業の最終評価とする。なお、「英語」の成績評価方法と再試験については以下の通りである。                
○2年生の「英語」の評価方法について
・沼田、林、片岡のそれぞれの合否判定用成績を2:1:1の割合で乗じてその合計点を4で割った点数を60%、単語テストの成績の平均点を20%、英検テストの成績の平均点を20%としてその合計点を出し、その合計点に 0.9を乗じて以下に示す「eラーニングで身につける中級英語・前編」の進捗状況による得点を加えた点数を「英語」の合否判定用成績とする。(合否判定用成績pは以下の数式によって算出される。p ={ (n×2+h+k)×1/4×0.6+Wt×0.2+Et×0.2}×0.9+eラーニングの得点)(n,h,k はそれぞれ沼田、林、片岡の合否判定用成績、Wtは単語テストの成績〔100点満点に換算〕の平均点、Et は英検テストの平均点。)
*eラーニングの得点は、教材全体の10%を完了するごとに1点を加算していき、教材すべて(100%)を完了すれば10点となる。例えば、30%以上40%未満の完了状況であれば得点は3点となる。
最終評価は、合否判定用成績が 60点以上になった場合に、上記の数式の n, h, k に沼田、林、片岡の最終評価を入れて上記の計算式で算出したpの数値となる。
○「英語」の再試験について
1.「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に、沼田、林、片岡の3人のそれぞれが再試験を実施する。ただし、受験するのは定期試験の平均点が60点未満だった教員の再試験だけである。
2.再試験で合格となるためには、以下のいずれかに該当しなければならない。
① n’, h’, k’ をそれぞれ沼田、林、片岡の再試験の得点(再試験に該当しない教員の場合はその教員の定期試験の平均点)とした場合、次の式が 60点以上になった場合。 ( n'×2+h'+k' )×1/4
 ただし、定期試験の得点だけで(再試験をひとつも受けることなく)この式が平均点が60点以上になっている場合には再試験ではなく、林の課す課題の実施状況によって合否を判断する。
②定期試験の得点のところに再試験の得点(再試験に該当しない教員の場合はその教員の定期試験の得点)を置き換えて上記の合否判定用成績算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合、もしくはeラーニングを進捗させてその評価点を変更することによって合否判定用成績算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合、またはその両方によって合否判定用成績算出の計算式で算出した成績が60点以上になった場合。
注意点:
英語の読解力、作文能力、リスニング能力という3技能を測る方策として、また英語学習を進めていく上でのモチベーションとなるように、英語検定準2級を受験して合格を目指すことを推奨する。授業に積極的に参加することは言うまでもなく、自主学習教材も活用して日々英語学習に励んでもらいたい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス            
2週 自主教材1 短文の空所補充問題(1) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
3週 自主教材2 短文の空所補充問題(2) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
4週 自主教材3 会話文の空所補充問題(1) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
5週 自主教材4 長文の空所補充問題(1) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
6週 自主教材5 Writing の問題の解説 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
7週 自主教材6 Writing の練習問題(1) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
8週 前期中間試験を実施する
2ndQ
9週 自主教材7 短文の空所補充問題(3) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
10週 自主教材8 短文の空所補充問題(4) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
11週 自主教材9 会話文の空所補充問題(2) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
12週 自主教材10 長文の空所補充問題(2) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
13週 自主教材11 Listening の練習(1) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
14週 自主教材12 Writing の練習問題(2) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
15週 自主教材13 Writing の練習問題(3) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
16週 前期期末試験を実施する
後期
3rdQ
1週 自主教材14 Listening の練習(2) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
2週 自主教材15 Writing の練習問題(4)  各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
3週 自主教材16 短文の空所補充問題(5) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
4週 自主教材17 短文の空所補充問題(6) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
5週 自主教材18会話文の空所補充問題(3) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
6週 自主教材19 長文の空所補充問題(3) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
7週 自主教材20 Listening の練習(3) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
8週 後期中間試験を実施する
4thQ
9週 自主教材21 短文の空所補充問題(7) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
10週 自主教材22 短文の空所補充問題(8) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
11週 自主教材23会話文の空所補充問題(4) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
12週 自主教材24 長文の空所補充問題(4) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
13週 自主教材25 Listening の練習(4) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
14週 自主教材26 Writing の練習問題(5) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
15週 自主教材27 Writing の練習問題(6) 各設問の意図を理解し、適切に正解を導くことができる
16週 後期期末試験を実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前13,後1,後7,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前10
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前9,前11,前12,後3,後4,後5,後6,後9,後10,後11,後12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前6,前7,前14,前15,後2,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000