概要:
実際に標準的なCADソフトで操作することにより、情報技術を利用した建築設計技法を習得する。2次元作図の演習を通して、CADの基礎的な知識を習得し、3次元におけるモデリングの演習を通して、CADの専門的知識を応用した建築設計製図の作図を実施する。
関連する科目は建築CG、各建築設計演習、特別設計演習。
授業の進め方・方法:
2年の情報処理演習、建築CG、建築設計演習Ⅰで習得した知識を前提とする。
演習課題を毎回出題する。提出期限を守り、未提出課題をつくらないようにする。講義中に提出できなかった課題については自習にて提出する。
合否の判定は、定期試験4回の平均点が60点以上で合格とする。
評価基準は、定期試験75%、提出状況25%とする。
再試験(前期末、後期末、学年末)の評価は、各定期試験に対応する再試験の成績の合計が満点中の60%以上で合格とする。
関連する科目は各建築設計演習、建築CG、情報処理I、情報処理II。
注意点:
履修にあたり,AutoCAD、Jw_cadともに各自個人のPCにインストールし自宅で復習することが望ましい。
建築CADを身近な存在として道具化し、建築CAD検定3級の合格レベルに達してほしい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
講義のガイダンス AutoCADによるCADの概略と簡単な作図 |
建築CAD室の利用ルールを理解できる。 ドローイングソフトとの違いを理解できる。
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2週 |
AutoCAD初期設定 CADの基本操作 |
環境設定ができる。画面コントロール、線種、画像の設定ができる。テンプレートファイルを作成することができる。図形選択と消去とスナップなどの操作ができる。 平面図の用紙設定ができる。
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3週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図1 |
決まったサイズの直線、四角形の作図とフィレット、トリミングなどの編集作業ができる。画像の使い分けができる。 平面図の躯体と開口部分編集までの作図ができる。
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4週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図2 |
図の属性による線種の違いを理解でき、編集できる。ブロック登録とブロック配置ができる。 平面図の開口部建具入力ができる。
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5週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図3 |
図の編集と加工、ハッチング、文字、寸法入力ができる。 平面図の造作線、文字、寸法入力ができる。
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6週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図4 建築CAD検定・4級レベルの練習1 |
今まで習得した作図編集方法を使い、立面図が作図できる。 簡単な建築平面図をCADでトレースできる。
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7週 |
建築CAD検定・3級レベルの練習1 |
曲線がある建築平面図をCADでトレースできる。
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8週 |
前期中間試験 |
実施する
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2ndQ |
9週 |
建築CAD検定・3級レベルの練習2 |
開口部がある建築平面図をブロック図形やハッチングを利用し作成できる。
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10週 |
建築CAD検定・3級レベルの練習3 |
前回課題を引き続き行う。開口部がある建築平面図をブロック図形やハッチングを利用し作成できる。
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11週 |
AutoCADによる3Dの基本操作1 |
基本的な3D図形の作図ができる。
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12週 |
AutoCADによる3Dの基本操作2 |
3Dオブジェクトの編集加工ができる。簡単なレンダリングとビューの切り替えができる。
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13週 |
AutoCADによる3D住宅モデリング1 |
2D図面から3Dオブジェクトを作成できる。 基礎から壁まで作成できる。
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14週 |
AutoCADによる3D住宅モデリング2 |
3Dオブジェクトの編集加工ができる。 屋根と開口部が作成できる。
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15週 |
AoutoCADによる建築平面図の作成 |
今まで学習してきた内容を使って、決まった時間でAutoCADによる平面図が作成できる。
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16週 |
前期末試験 |
実施する
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後期 |
3rdQ |
1週 |
AutoCADによる3D住宅モデリング3 |
3Dブロック図形の配置ができる。 開口部と外構部分の作成できる。
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2週 |
AutoCADによる3D住宅モデリング4 |
モデリングされた住宅のビューと光源設定ができ、レンダリングで確認できる。
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3週 |
建築作品の3Dパース作成1 |
簡単な建物のモデリングができる。
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4週 |
建築作品の3Dパース作成2 |
簡単な建物のモデリングができる。
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5週 |
建築作品の3Dパース作成3 |
複雑な建物のモデリングができる。
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6週 |
AoutoCADによる建物モデリングとパースの作成 |
今まで学習してきた内容を使って、決まった時間でAutoCADによる3Dパースがが作成できる。
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7週 |
Jw_cadの基本操作 |
Jw_cadで簡単な2D作図ができる。 書類設定とレイヤの仕組みを理解できる。
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8週 |
後期中間試験 |
実施する
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4thQ |
9週 |
Jw_cadによる建築図面の作成1 |
建築製図の書類設定、図面枠の作成ができる。
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10週 |
Jw_cadによる建築図面の作成2 |
平面図の作成ができる。
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11週 |
Jw_cadによる建築図面の作成3 |
配置図作成と寸法記入ができる。
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12週 |
Jw_cadによる建築図面の作成4 |
断面図、立面図の作成ができる。
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13週 |
CADのデータ互換 Jw_cadによる建築平面図のトレース1 |
異なるCADソフト間のデータのやりとりの方法について理解できる。 平面図のトレースをJw_cadで入力できる。
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14週 |
CADのデータ互3D Jw_cadによる建築平面図のトレース2 |
前回の課題を引き続き行う。平面図のトレースをJw_cadで入力できる。
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15週 |
Jw_cadによる建築平面図のトレース3 |
平面図のトレースをJw_cadで入力できる。
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16週 |
後期末試験 |
実施する
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |