建築計画I

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 建築計画I
科目番号 0042 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学分野 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:なし(プリント冊子配布),参考書:建築設計資料集成(日本建築学会),建築計画テキスト(井上書院),初めて学ぶ建築計画(学芸出版社)
担当教員 佐藤 彰治

到達目標

1.建築計画に関わる手法、基本的な法規制が理解できること。
2.住宅建築に関わる基本知識と住宅空間の適切な計画手法が理解できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.建築計画に関わる手法、基本的な法規制が理解できること。 建築計画に関わる手法、基本的な法規制が完全に理解でき,説明することができる建築計画に関わる手法、基本的な法規制が必要以上に理解できる。建築計画に関わる手法、基本的な法規制がほとんど理解できない。
2.住宅建築に関わる基本知識と住宅空間の適切な計画手法が理解できること。 住宅建築に関わる基本知識と住宅空間の適切な計画手法が完全に理解でき,説明することができる。 住宅建築に関わる基本知識と住宅空間の適切な計画手法が必要以上に理解できる。 住宅建築に関わる基本知識と住宅空間の適切な計画手法がほとんど理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
人間の生活上の要求を充たした「建築空間」を創るために必要となる基本的な専門知識を修得することを目標とする。
3年次では「総論」と「住宅建築」に関わる計画手法、設計上の必要事項について学ぶ。
授業の進め方・方法:
2年次の住宅の設計及び製図(設計演習Ⅰ)の基礎知識が応用できる。
PPTスライドおよび板書を中心として,講義を進める。
2回の定期試験を行い,試験点数(前期中間×0.4+前期末×0.6)が60点以上で合格とする。
課題(宿題)提出(4~5回)およびノート提出(2回)を課す。
上記合格点の場合,同点数80%,課題,提出物(ノート)20%を最終評価とする。再試験は60点以上を合格とする。
前関連科目:建築概論,建築設計演習Ⅰ 後関連科目:建築計画Ⅱ
注意点:
配布されたプリント冊子を毎回持参する。
pptスライドの穴埋め版を授業の数日前にTeamsにアップロードしておくので,予習(ノートに書き写す)しておくこと。
建築に関わる雑学的な知識の蓄積となる科目であり,用語等を理解や暗記も必要もある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建築計画の概論
風土の関わり、計画の位置づけ、建築一般の計画手法、法規制(計画に関すること)の一部等が理解できること 。
2週 同上
同上
3週 同上
同上
4週 同上
同上
5週 計画各論「住宅」 ~住宅の概論
住宅の目的、分類、各種住宅の特徴などを理解できること。
6週 同上
同上
7週 同上
同上
8週 前期中間試験を実施する
2ndQ
9週 計画各論「住宅」 ~住宅の空間計画 敷地の選定方法、配置計画、住生活空間の分類と各空間に必要な諸室や計画手法が理解でき、設計に応用することができること。
10週 同上 同上
11週 同上 同上
12週 同上 同上
13週 計画各論「集合住宅」
集合住宅の配置計画、住棟計画、住戸の計画の必要事項が理解できること。
14週 同上
同上
15週 同上 同上
16週 前期末試験を実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史モデュールについて説明できる。3前3
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。4前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
建築計画・設計の手法一般について説明できる。3前2,前3,前4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000