到達目標
1.建築模型を正確かつ適切な表現方法で制作できる。
2.有名建築の空間構成の特徴をつかむことができ、模型づくりの構想を練ることができる。
3.モデリングソフトで建築模型の設計ができ、レーザーカッターを使いこなせる。
4.作成した模型を使って効果的なプレゼンテーションができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築模型を正確かつ適切な表現方法で制作できる。 | 建築模型を正確に制作できる。 | 建築模型を正確に制作できない。 |
評価項目2 | 有名建築の空間構成の特徴を理解でき、模型づくりの構想を練ることができる。 | 有名建築の模型作りの構想を練ることができる。 | 有名建築の模型作りの構想を練ることができない |
評価項目3 | モデリングソフトで建築模型の設計ができ、レーザーカッターを使いこなせる。 | モデリングソフトで建築模型の設計ができる。 | モデリングソフトで建築模型の設計ができない。 |
評価項目4 | 自ら作成した模型を使って効果的なプレゼンテションができる。 | 自ら作成した模型を使ってプレゼンテーションができる。 | 自ら作成した模型をプレゼンテーションに活用することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 D
説明
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学習・教育到達度目標 F
説明
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教育方法等
概要:
建築造形では、建築の模型製作を中心に演習を行い、建築の空間構成と造形原理を理解する。 具体的には
(1)3次元モデリングソフトで模型づくりの設計を行い、制作手順を学ぶ 。
(2)加えて、正確に作製し、建築模型として適切な表現方法を取得する。
(3)レーザーカッターの特徴を理解し、適切に使用する方法を学ぶ 。
(4)自ら作成した模型を使って、効果的なプレゼンテーション技術を取得する。
授業の進め方・方法:
2つの課題を取り組む。(大きく2グループに分ける)
A課題は、個人課題としてモデリングソフトを利用して構想を練り、有名建築の折り紙建築を制作する。
B課題は、グループ課題として、有名建築の模型を4−5名のグループで制作する。
グループ制作は役割分担を明確にし、共同制作する。
基本的材料、模型土台は、学校が用意する。
総合成績は、A課題50%,B課題50%で評価する。
60点以上で合格とするが、2課題とも最終期限まで提出しない場合は、不合格とする。
なおA課題は、教員評価90%、発表評価10%で採点する。
なおB課題は、教員評価50%、相互評価20%、自己評価20%、発表評価10%で採点する。
教員評価は模型の完成度70%、的確な表現方法30%とする。
学生の相互評価・自己評価は、役割分担によるグループ貢献50%、模型技量評価50%とする。
学習・教育到達度目標 C(70%), 学習・教育到達度目標 F(30%)
前関連科目:建築設計演習1・2 建築CAD1・2、後関連科目:建築設計演習3
注意点:
建築模型づくりを通じて、建築の空間構成をしっかり理解してください。様々な機器を用いて模型づくりの技量を磨くことを期待します。
レーザーカッターは精密機器であり、扱いに注意を要します。指導教員が不在時には使用できません。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
折り紙建築の理解(サンプルの模型づくりで理解) |
折り紙建築のしくみを理解できる
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2週 |
SketchUPの基本操作 |
3次元モデリングソフトの基本操作ができる
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3週 |
SketchUPの応用操作 |
3次元モデリングソフトの応用操作ができる
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4週 |
SketchUPで折り紙建築の作成方法 |
モデリングソフトで簡単な折り紙建築を作成できる
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5週 |
有名建築の折り紙建築づくり |
有名建築の特徴をつかみ折り紙建築の構想を練ることができる
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6週 |
有名建築の折り紙建築づくり |
モデリングソフトで折り紙建築を設計できる
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7週 |
有名建築の折り紙建築づくり |
モデリングソフトで折り紙建築を制作できる
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8週 |
発表会 |
成果物を的確にわかりやすく説明できる。
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4thQ |
9週 |
制作対象の有名建築の選択と空間理解 |
制作対象の建築の空間構成を理解できる
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10週 |
建築模型の構想づくり |
建築模型の構想づくりをグループで行うことができる
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11週 |
建築模型の設計図づくり |
CADなどで模型設計図を作成できる。 適切な模型材料を選択できる。
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12週 |
建築模型の制作 |
建築模型の材料を正確に裁断できる
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13週 |
建築模型の制作 |
模型材料を的確に組み立てることができる
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14週 |
建築模型の制作 |
模型材料を的確に組み立てることができる
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15週 |
建築模型の制作 |
点景などを加えて、建築模型を完成できる
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16週 |
発表会 |
成果物を的確にわかりやすく説明できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後11 |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 3 | 後6,後7,後11 |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 3 | 後12,後13,後14,後15 |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 3 | 後8,後16 |
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 3 | 後1,後5,後9,後10 |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 3 | 後10 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 自己評価 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 10 | 10 | 0 | 70 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 10 | 10 | 0 | 70 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |