学外実習I

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 学外実習I
科目番号 0067 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学分野 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 学外実習の手引き
担当教員 高木 敏幸

到達目標

実習活動を通じて、社会人としての倫理・マナー・規律、さらに、協調性と コミュニケーション能力を身につけ、実習内容の報告、発表ができる。
本校教育目標:B:90% F:10%、 JABEE教育目標:d4:90% f:10%

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習先でスケジュールに従い積極性を伴い意欲的に実習に取り組むことができる。実習先で決められたスケジュールに従い実習に取り組むことができる。実習先で決められたスケジュールに従い実習に取り組むことができない。
評価項目2学外実習の日報および報告書が学外実習の目的・意義に沿った内容で書き提出することができる。学外実習の日報および報告書が必要十分な内容で書き提出することができる。学外実習の日報および報告書が提出することができない。
評価項目3学外実習の目的・意義を理解した上での実習内容とその成果を報告会で発表できる。学外実習の目的および実習内容とその成果を報告会で発表できる。実習内容とその成果を報告会で発表できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 E 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学外の企業等で5日間以上、30時間以上の実習を行う。実習活動を通じて、社会人としての倫理・マナー・規律、さらに、協調性とコミュニケーション能力を身につけ、また、技術者としての自己を確立する動機付けとする。
実習日誌と実習報告書を提出し、専門分野で実施される報告会で報告する。
なお、企業での実習は、長期休業中に行う。
授業の進め方・方法:
履修方法や注意事項などについてガイダンスを受けた後、実習を行う企業等を決定し、長期休業期間中に実習を行う。
その後、実習報告書を作成し、専門分野で実施される報告会で報告する。

・実習遂行への配点60点:報告書の提出、報告を行なったことに対する配点。
・実習成果への配点40点: 20点を基準として、報告内容に応じて+-20点の範囲で配点する。
60点以上を合格とする。
注意点:
企業等の協力があって初めて成り立っている科目です。履修に当たってお世話して下さる
企業等の方への礼儀や感謝の念を忘れないようにしましょう。
この実習で得た体験をなんとしても役立ててやるという姿勢が必要です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 事前指導 1
この科目の履修方法や注意事項が分かる。
2週 事前指導 2 学外実習に携わる上でのマナー、心構え、取り組み方が理解できる。
3週 実習企業等の決定 学生の希望を元に事務局と担任の打ち合わせにより配属を決定することができる。
4週 企業等担当者との連絡 ・企業等内の実習指壽者の指示に基づいて各種実習を体験する事が出来る。
・日々の実習結果をその日の内に担任の指導下で企業等と連絡をとり、有意義な実習ができるよう準備できる。
5週 企業等での実習 ・企業等内の実習指壽者の指示に基づいて各種実習を体験する事が出来る。
・日々の実習結果をその日の内に実習日誌に記載し、指導者に報告することができる。
6週 企業等での実習 ・企業等内の実習指壽者の指示に基づいて各種実習を体験する事が出来る。
・日々の実習結果をその日の内に実習日誌に記載し、指導者に報告することができる。
7週 企業等での実習 ・企業等内の実習指壽者の指示に基づいて各種実習を体験する事が出来る。
・日々の実習結果をその日の内に実習日誌に記載し、指導者に報告することができる。
8週 企業等での実習 ・企業等内の実習指壽者の指示に基づいて各種実習を体験する事が出来る。
・日々の実習結果をその日の内に実習日誌に記載し、指導者に報告することができる。
2ndQ
9週 企業等での実習 ・企業等内の実習指壽者の指示に基づいて各種実習を体験する事が出来る。
・日々の実習結果をその日の内に実習日誌に記載し、指導者に報告することができる。
10週 学外実習報告書の作成 実習報告書を作成し、報告書を担任に提出することができる。
11週 学外実習報告会で発表 専門分野内での報告会で報告することができる。
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力00001000100