建設・生産システム工学特別ゼミナールⅡ

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 建設・生産システム工学特別ゼミナールⅡ
科目番号 0006 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建設・生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 特になし。各テーマごとに資料配付。
担当教員 草苅 敏夫,松林 道雄,桒原 浩平

到達目標

1.与えられた課題を理解できる。
2.課題解決のための計画をたてることができる。
3.計画に沿って実行できる。
4.資料や結果をまとめ、発表することができる。
5.中小企業経営者等講師による講義により職業観や起業意識を持つことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各課題を理解し、自主的に解決のための計画をたてるができる各課題を理解し、指導の下、解決のための計画をたてるができる各課題を理解できない
評価項目2解決に必要な資料や結果をまとめ、自分の考えを含めて発表することができる解決に必要な資料や結果をまとめ、発表することができる解決に必要な資料や結果をまとめ、発表することができない
評価項目3企業者の講義内容について理解し、質問することができる企業者の講義内容について理解することができる企業者の講義内容について理解することができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B  説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 G 説明 閉じる
JABEE a 説明 閉じる
JABEE b 説明 閉じる
JABEE d-4 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
異なるテーマを履修することににより,幅広い視野に目を向けて多面的に物事を考えることや,
情報を分析・整理するデザイン能力および発表するプレゼンテーション能力を身につける。
中小企業の経営者等講師による体験・実務的な講義を行うことにより,地域に根ざした
職業感ならびに起業意識も育成する。
授業の進め方・方法:
本科の基礎知識,Webを使用した情報検索やパワーポイント等を使用でさること。
テーマごとにレポート(70%),発表(30%)による合否判定を行い,60%以上を合格とする。
合格した場合には判定結果にその他の評価点(±10%)を加味し,最終的に全テーマの総合点で評価する。
ただし,最終評価の最高点は100点,最低点は60点とする。
再試験は実施しない。
それぞれのテーマについて,事前に知識を膨らませておいて下さい。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 (1) 災害発生時における避難所と仮設住宅について
避難所をめぐる諸問題とその解決策について(2回)
・避難所に関する情報・資料収集ができる。
2週 発表会(1 回) ・避難所の問題点を指摘し改善策を考えることができる。
3週 仮設住宅をめぐる諸問題とその解決策について(1回) ・仮設住宅に関する情報・資料収集ができる。
・仮設住宅の問題点を指摘し改善策を考えることができる。
4週 発表会(1 回) ・自分の考えをまとめ、プレゼンテーションできる。
5週 (2) 災害発生時の避難所・仮設住宅の温熱環境解析
避難所の温熱環境実測調査と解析結果との比較検討(2回)
・避難所・仮設住宅の温熱環境シミュレーションができる
・温熱環境の実測調査ができる
6週 温熱環境の観点から見た避難所・仮設住宅の問題点と解決策の検討(2回) ・シミュレーションの限界を把握することができる
・温熱環境の観点から見た避難所・仮設住宅の問題点を指摘し、改善策を考えることができる
7週 発表会(1回) ・自分の考えをプレゼンテーションできる
8週 前期中間試験:実施しない
2ndQ
9週
10週
11週 (3) 地理情報システム(GIS)を活用した津波ハザードマップの分析
GIS、ハザードマップの概要
GISとハザードマップの基礎事項を説明できる。
12週 空間データの入手・操作 目的に応じた空間データを入手し、GISを通じて操作することができる。
13週 アドレスマッチング・GPSの活用 アドレスマッチングやGPSを用いて、独自の空間データを入手・作成することができる。
14週 空間データが持つ属性情報の活用 空間データが持つ属性情報を活用することができる。
15週 発表会 避難所に関する主題図を作成することから津波ハザードマップで提供される情報について考察し、その内容を発表できる。
16週 前期末試験:実施しない

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合03000070100
基礎的能力0000000
専門的能力03000070100
分野横断的能力0000000