建築環境計画

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 建築環境計画
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設・生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書-なし 参考書-環境建築のための太陽エネルギー利用(オーム社) 日経アーキテクチャー(日経PB社) 日本建築学会大会等の予稿・梗概集および論文集
担当教員 佐藤 彰治

到達目標

1)地球環境問題が種類とその発生原因,最新の研究が理解できる。
2)自然エネルギー利用の種類や特徴を理解できる。
3)環境性能評価システムの種類や最近の動向が理解できる。
4)定常熱負荷計算の方法と負荷削減の要因が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球環境問題が種類とその発生原因が十分理解でき,最新の研究動向もある程度把握できる。地球環境問題が種類とその発生原因が十分理解できる。地球環境問題が種類とその発生原因がほとんど理解できない。
評価項目2自然エネルギー利用の種類や特徴を十分に理解できる。自然エネルギー利用の種類や特徴をある程度理解できる。自然エネルギー利用の種類や特徴をほとんど理解できない。
評価項目3環境性能評価システムの種類や最近の動向が十分に理解できる。環境性能評価システムの種類が十分に理解でき,最近の動向もある程度理解できる。境性能評価システムの種類や最近の動向がほとんど理解できない。
評価項目4定常熱負荷計算の方法が十分に理解でき,負荷削減の要因も理解できる。定常熱負荷計算の方法が十分に理解できる。定常熱負荷計算の方法がほとんど理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地球環境問題の概論から建物内での快適健康生活を実現するための最新の手法や技術について講義及び
ゼミナール形式による文献調査・発表・討論を行う。特に、地球環境問題や自然エネルギー利用、環境
性能評価システムなどについての専門知識を蓄積し、理解を深めることを目指す。コンピュータを利用
した熱負荷計算等の演習も行う。
授業の進め方・方法:
本科(建築学科)の「建築計画」「建築環境工学」の基本知識を要する。
合計五回程度のレポートまたは演習課題の提出を課す。
評価の内訳を試験(40%)+レポート・課題(40%)+口頭発表(20%)とし、100点満点で60点以上を合格
とする。同点数を最終評価とする。原則として再試験は行わない。
地球規模の重要課題であるエネルギー問題を考える上で、「建築」で何ができるかを意識して授業に臨
んで欲しい。 国内における最新の関連研究成果などの知識を蓄積して欲しい。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地球環境問題についての概説 地球環境問題の特徴と現状が理解できること
2週 同テーマに関する文献調査・発表
3週 同テーマに関する文献調査・発表
4週 エネルギー開発についての概説 世界・日本のエネルギー情勢、新エネルギー技術開発の概要が把握できること
5週 同テーマに関する文献調査・発表
6週 同テーマに関する文献調査・発表
7週 太陽熱・光利用についての概説(1回) 5-6.太陽エネルギーの熱・光利用方法およびソーラーシステムの原理がが理解できること
8週 同テーマに関する文献調査・発表
2ndQ
9週 同テーマに関する文献調査・発表
10週 サステナブル建築と環境性能評価についての概説(1回) サステナブル建築と環境性能評価システムが理解できること
11週 同テーマに関する文献調査・発表
12週 同テーマに関する文献調査・発表
13週 熱負荷計算法と演習 定常熱負荷計算法が理解できること
14週 熱負荷計算法と演習
15週 熱負荷計算法と演習
16週 前期期末試験:実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合402000400100
基礎的能力0000000
専門的能力402000400100
分野横断的能力0000000