設計支援システム

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 設計支援システム
科目番号 0015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設・生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 テキストは使用しない 参考書:デザイン論(岩波講座 田中央著) 参考書:デジタルイメージクリエーション(CG−ART協会) 参考書:ディジタル映像表現(CG−ART協会) 自学自習用の問題集はなし
担当教員 千葉 忠弘

到達目標

デザインとは何かを理解できること。
さまざまなモデリング手法を理解できること。
カメラ、光源設定、基本的なレンダリング手法について理解できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
デザインとは何かを理解できるデザインの本質、そのプロセスを説明できるデザインとは何かを簡潔に説明できるデザインとは何かを説明できない
CGにおけるモデリング手法を理解できるCGにおける基本的モデリング、複雑形状のモデリング手法を説明できるCGにおける基本的モデリング手法を簡潔に説明できるCGにおける基本的モデリング手法を説明できない
CGにおけるカメラ、光源設定、基本的なレンダリング手法について理解できるCGにおけるカメラ、光源設定、基本的なレンダリング手法について説明でき、CGソフトで設定ができるCGにおけるカメラ、光源設定、基本的なレンダリング手法について簡潔に説明できるCGにおけるカメラ、光源設定、基本的なレンダリング手法について説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現在設計図書は、ほぼ全てCADデータ化している。設計の初期段階(構想段階)も次第にペーパーレス化しつつある。 そこで本講義は、まず支援されるデザインの本質について述ベる。 続いて仮想現実における設計手法に関して、モデリング中心に講義する。 さらにネットワークを用いたコラボレーション設計、CLAS、データ交換などについても言及する。
授業の進め方・方法:
演習は、5課題程度実施する。
定期試験が60点以上、かつ全課題の提出が合格の条件である。 最終成績は定期試験50%、課題50%で評価する。 再試験は、60点以上で合格とする。
釧路高専目標 C:100%
JABEE目標 d-1
注意点:
準備する用具はない。
基本的なCG技術に関して学習するので、専門知識は必要としない。
Freeware のCGソフトを中心に利用するので、各自のパソコンにインストールし、自宅等で時間をかけて課題に取り組むこと。 5つの課題の提出を予定している。課題提出が履修の条件である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 デザインとは何か(工学におけるデザイン論) デザインとは何か理解できる
2週 デザインとは何か(工学におけるデザイン論) デザインとは何か理解できる
3週 モデリングの概念、建築設計におけるモデリング、CAD設計について モデリングとは何かを理解できる
2次元CADと3次元CADの違いを理解できる
4週 CGのなかのモデリングの理解 CGのなかのモデリングを理解できる
5週 CGのなかのモデリングの理解 CGのなかのモデリングを理解できる
6週 優れた既製デザインのモデリング作成 優れた既製デザインのモデリングができる
7週 優れた既製デザインのモデリング作成 優れた既製デザインのモデリングができる
8週 複雑な形状のモデリング 形や樹木のモデリング手法が理解できる
4thQ
9週 カメラ、光源について CGのカメラ設定、光源設定が理解できる
10週 基本的なレンダリング技法と演習 レイトレースの方法と性質を理解できる
11週 基本的なレンダリング技法と演習 レイトレースの方法と性質を理解できる
12週 構想段階のモデリング演習 コンセプトづくりからモデリングを作成できる
13週 構想段階のモデリング演習 コンセプトづくりからモデリングを作成できる
14週 コラボレーションによるデザイン コラボレーション設計の特性と事例を理解できる
15週 CLASについて
BIMについて
CLASの基礎知識と仕組みを理解できる
BIMの目的と基本的理念について理解できる
16週 後期末試験:実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力0000000
専門的能力50000500100
分野横断的能力0000000