インターンシップI

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 インターンシップI
科目番号 0022 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設・生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 学内制作/専攻科生対象「インターンシップ指導書」,および受け入れ先で配布される資料.
担当教員 関根 孝次

到達目標

①就業体験を通じ,技術者としての素養を磨く(与えられた課題の解決を期間内に計画的に進めることができる.②グループ作業において自分の役割を積極的に果たすことができる.) ➂実社会における技術への要請、必要性を認識する(社会が要求する科学技術を認識できる.科学技術が社会に及ぼす影響を認識できる.)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられた課題の解決を期間内に計画的に進めることができる。与えられた課題の解決を期間内に積極的な指導を受けると計画的に進めることができる。与えられた課題の解決を期間内に積極的な指導を受けても計画的に進めることができない。
評価項目2グループ作業において自分の役割を積極的に果たすことができる。グループ作業において自分の役割を限定的に果たすことができる。グループ作業において自分の役割を限定的にでさえ果たすことができない。
評価項目3社会が要求する科学技術を認識できる。社会が要求する科学技術を丁寧な解説付きで認識できる。社会が要求する科学技術を丁寧な解説付きでも認識できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B  説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 E 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
企業,官庁,国公私立大学および試験研究機関において,現場指導者の監督のもとに実務に参加し,実践的技術者となるための素養を磨く.また,技術に対する社会の要請,研究・設計・生産・試験・保守などの活動における知識や技術の必要性を認識し,これらの活動を公衆の健康・安全,文化,経済,環境,倫理の観点で考察すると共に自分の進路を考察する機会を持つこと.
授業の進め方・方法:
インターシップⅠは必修で勤務期間10日間または勤務時間67.5時間以上必要.尚,受け入れ企業等の事情により勤務時間に達しなかった場合は,代替手段で不足時間を補填することになる.単位取得要件:①インターンシップ前の事前説明会(4月)と事前講習会(7月)の出席,②終了後,インターンシップ報告会での発表.成績評価方法:企業からの評定書の評価50%,報告会における複数教員の評価50%として,100点満点で評価し,60点以上を合格とする.
社会人経験者の場合,条件を満たせばインターンシップは免除されるが,その場合でも就業内容をまとめ,報告会にて同様に発表しなければならない. ➂関連科目:学外実習,技術者倫理
注意点:
インターンシップ先を自己開拓した場合,学校がインターンシップ先として適切か否か判断し,妥当となれば学校からインターンシップ先に連絡し,連携を図ることになります.インターンシップを通して,自分の適性を一層理解し,自分の将来の進路に役立てることが目的です.報酬や対価の取得を目的としたアルバイトではないことを肝に銘じ真摯に取り組んで下さい.なお,報告会で使用する写真や資料は,受け入れ先の許可が必要です.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1)受け入れ先機関の調査およびマッチング検討(随時) 1)受け入れ可能な機関を提示し,希望調査・調整によ
り受け入れ先を決定できる.
2週 2)事前説明会(4月頃,45分程度)・・出席必須 2)インターンシップの意義や目的・狙いを理解する.インターシップに関する諸事情を理解できる.
3週 3)受け入れ先の確保(5~7月頃)(随時) 3)自己開拓も含め受け入れ先を決定し,申し込みし,確保できる.
4週 4)事前講習会(7月頃,45分程度)・・出席必須 4)ビジネスマナー,企業秘密の遵守,通勤時および作業時の自己への対応等,全般的な注意事項を理解できる.
5週 5)インターンシップ実施 5)受け入れ先において,指示を理解し,適切に対応し,期限を守って成果を出すことができる.
6週 6)インターンシップ報告書の提示 6)適切なインターンシップ報告書を作成し,提出できる.
7週 7)インターンシップ報告会(一般的に10~12月で一回) 7)実習内容,得られた成果など,インターンシップの
経験を報告会において発表できる.
8週 定期試験は実施しない
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05050000100
基礎的能力0000000
専門的能力05050000100
分野横断的能力0000000