高齢者環境学

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 高齢者環境学
科目番号 0032 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設・生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書-なし 参考書-高齢者のための建築環境(日本建築学会編)     高齢者・障害者を考えた建築設計(井上書院)     日本建築学会大会等の予稿・梗概集および論文集
担当教員 佐藤 彰治

到達目標

1.若年者と高齢者の感覚の相違が理解できる。
2.高齢者利用に関わる基本知識を理解できる。
3.その計画・設計への応用手法を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1若年者と高齢者の感覚の相違が十分に理解できる。 若年者と高齢者の感覚の相違がある程度理解できる。 若年者と高齢者の感覚の相違がほとんど理解できない。
評価項目2高齢者利用に関わる基本知識を十分に理解できる。高齢者利用に関わる基本知識をある程度理解できる。高齢者利用に関わる基本知識をほとんど理解できない。
評価項目3高齢者に対応した計画・設計への応用手法を十分に理解できる。 高齢者に対応した計画・設計への応用手法をある程度理解できる。高齢者に対応した計画・設計への応用手法ほとんど理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高齢化が進む社会の中で、それに対応した住宅や公共建築物を計画、設計する上で基本となる「建築環
境」のあり方や手法ついての専門知識を蓄積し、理解を深めることを目標とする。授業は文献調査と口
頭発表・質疑によるゼミ形式とする。
授業の進め方・方法:
本科(建築学科)の「建築計画」「建築環境工学」の基本知識を要する。
4~6回程度のテーマに関するプレゼンテーションおよびレポートを課す。
評価の内訳をレポート(40%)+口頭発表(20%)+試験(40%)とし、100点満点中60点以上を合格とす
る。同点数を最終評価とする。
国内での関連研究の内容や進展などの情報・知識を蓄積して欲しい。
高齢社会のなかで、建築の面から自分で何ができるかを考えてもらい
たい。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 高齢社会の概要が理解できる。
2週 熱と空気の環境) 高齢者に対応した熱・空気環境のあり方、手法が深く理解できること
3週 熱と空気の環境
4週 音の環境 高齢者に対応した音環境のあり方、手法が深く理解できること
5週 音の環境
6週 光の環境 高齢者に対応した光環境のあり方、手法が深く理解できること
7週 光の環境
8週 建築空間と設備 高齢者に対応した建築空間と設備のあり方、手法が深く理解できること
4thQ
9週 建築空間と設備
10週 高齢者施設の現状 高齢者施設の現状や問題点が理解できる。
11週 高齢者施設の現状
12週 ユニバーサルデザイン 高齢者に対応したユニバーサルデザインの現状や手法が理解できること
13週 ユニバーサルデザイン
14週 ユニバーサルデザイン
15週 試験
16週 後期期末試験:実施する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合402000400100
基礎的能力0000000
専門的能力402000400100
分野横断的能力0000000