創造特別実験Ⅱ

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 創造特別実験Ⅱ
科目番号 0040 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建設・生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:3
教科書/教材 教科書:授業開始時にプリントを配布する。参考書:『理科系の作文技術』 木下是雄、中公新書参考書:『いかにして実験をおこなうか』 重川秀実、丸善出版参考書:『工科系の物理学実験』 続馨、学術図書出版社
担当教員 中島 陽子,佐藤 英樹,大前 洸斗

到達目標

仮説をたて、それに基づいた手法を考案し完成させることができる。
成果を正しく論理的な日本語で報告書にまとめることができる。
集団の中での役割や責任を理解し、自ら進んで物事に取り組むことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1仮説をたて、それに基づいた手法を考案し臨機応変に変更を加えながら完成させることができる。仮説をたて、それに基づいた手法を考案し完成させることができる仮説をたて、それに基づいた手法を考案し完成させることができない。
評価項目2成果を的確にまとめ正しく論理的な日本語で報告書にまとめることができる。成果を正しく論理的な日本語で報告書にまとめることができる。成果を正しく論理的な日本語で報告書にまとめることができない。
評価項目3周りの状況を把握し、自分の役割・責任を理解し、主体的に行動できる。集団の中での役割や責任を理解し、自ら進んで物事に取り組むことができる。集団の中での役割や責任を理解し、自ら進んで物事に取り組むことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D 説明 閉じる
JABEE d-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
専攻にかかわらない工学の基本的テーマについて実験を行う。仮説の検証やデータの解
釈について、工学全般に通用する方法論を身につける。様々な専攻の学生とチームを組
むことで、他分野での思考法や工学横断的な実験技法を身につける。
授業の進め方・方法:
3班(6~8名で構成)に分かれ、3つの課題の実験(各4回)をローティションで行う。
最後の2回で、実験内用について発表会を行う。各自、筆記用
具、関数電卓、実験ノート(A4版)、定規を持参すること。グラフ用紙(方眼、片対数、
両対数)については、別途指示する。
成績は、各課題評価の平均(80%)+プレゼンテーション評価 (20%)で、60点以上を合
格とする。各課題評価は、提出された報告書により行う。プレゼン
テーション評価は、複数教員による評価とする。
特別実験は、専門以外の周辺分野や境界領域の技術、知識を得る良い機会であるので、
積極的に参加して欲しい。
注意点:
各種の状況によって、内容等を変更する場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. ガイダンス(2回) ・実験の主旨とプロジェクト運営の基礎を理解し、主体的に実験することができる。
2週 2. 発展的課題-Ⅰ(4回) ・基本的な測定器の原理を理解し、操作できる。
3週 3. 発展的課題-Ⅱ(4回) ・仮設を立て、主体的に実験を計画することができる。
4週 4. 発展的課題-Ⅲ(4回) ・データを収集、解析することができる。
5週 ・解析結果を考察し、仮説を検証することができる。
6週 ・検証した結果をもとに、さらなる検討を実施することができる。
7週
8週 前期中間試験:実施しない
2ndQ
9週 5. 発表とまとめ(1回) ・実験で得られた成果を、プレゼンテーションできる。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週 前期期末試験:実施しない

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力000050050
専門的能力000050050