到達目標
データから各種統計量を求め、相関係数、回帰直線が求められる。
いろいろな確率分布表とその期待値や分散が求められる。
母平均の推定・検定ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | データから各種統計量を求め、相関係数、回帰直線が求められる。 | データから各種統計量を求め、相関係数が求められる。 | データから各種統計量や相関係数が求められない。 |
評価項目2 | いろいろな確率分布表とその期待値や分散が求められる。 | 基本的な確率分布表とその期待値や
分散が求められる。 | 基本的な確率分布表とその期待値や
分散が求められない。 |
評価項目3 | 与えられた平均値や分散またはデータから導いた平均値や分散から母平均の推定・検定ができる。 | 与えられた平均値や分散の情報から母平均の推定・検定ができる。 | 与えられた平均値や分散の情報から母平均の推定・検定ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C
説明
閉じる
JABEE c
説明
閉じる
教育方法等
概要:
記述統計を理解し、データの処理をできるようにする。また、確率、確率分布、母集団と標本について理解し、おもに母平均について統計的推定と検定のしかたを学ぶ。
授業の進め方・方法:
中間・期末の2回の試験の平均点で評価する。平均点が60点を超えた場合は、授業態度、レポート点などを基準の範囲内(+-10%)で加味する。再試は60点未満の試験について行い、その60%以上が出来れば合格となる。
注意点:
電卓を用意すること。毎時間演習をするので、時間内でできない問題は各自やること。試験の間違いを訂正したやり直しレポートを提出すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、ペイズの定理、反復試行 |
・ペイズの定理を用いて確率を求められる。反復試行の場合の確率を求められる。
|
2週 |
確率変数の平均、分散 |
・確率変数の平均(期待値)、分散を求められる。
|
3週 |
二項分布 |
・二項分布の場合の平均、分散を求められる。
|
4週 |
資料の平均、分散 |
・統計的資料から平均、分散、標準偏差を求められる。
|
5週 |
2変量の解析 |
・共分散、相関係数を求められる。
|
6週 |
回帰直線 |
・最小二乗法から回帰直線の公式を導くことができ、その方程式を求められる。
|
7週 |
前期中間試験 実施する |
|
8週 |
正規分布 |
・正規分布表を用いて確率が求められる。
|
2ndQ |
9週 |
ポアソン分布 |
・正規分布、二項分布とポアソン分布の関係を理解し、確率を求められる。
|
10週 |
母集団と標本、標本平均の分布 |
・中心極限定理を理解して、正規分布に従う母集団から標本平均の確率分布を出し、標本平均の確率が求められる。
|
11週 |
母平均の推定 |
・母平均の推定の考え方を理解し、標本平均が正規分布の場合に母平均を推定できる。
|
12週 |
母平均の検定 |
・母平均の検定の考え方を理解し、標本平均が正規分布の場合に母平均の検定ができる。
|
13週 |
F分布、母平均のF推定
|
・F分布に従う条件を理解し、F分布表を用いて母平均のF推定ができる。
|
14週 |
母平均のF検定 |
・標本数が少ない場合にF分布表を用いてF検定ができる。
|
15週 |
母平均の推定・検定の演習 |
・問題の条件から用いる分布や適用方法を判断し、母平均の推定・検定ができる。
|
16週 |
後期期末試験 実施する |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |