到達目標
1. 複数の任意形状からなる複雑な3D-CGシーンのアニメーション生成処理を効率的に(POV-Rayの制御構造やマクロ等を適切に利用してコンパクトかつ短期間に)記述できる.
2. 対話的(ユーザの入力操作に応じて動的にページを生成可能)なウェブブラウザアプリケーションを効率的に(JavaScriptの機能を適切に利用してコンパクトかつ短期間に)開発できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 複雑な3D-CGシーンのアニメ生成処理を効率的に記述できる. | 複雑な3D-CGシーンのアニメ生成処理を記述できる. | 3D-CGシーンのアニメ生成処理を記述できない. |
評価項目2 | 対話的なブラウザアプリを効率的に開発できる. | 対話的なブラウザアプリを開発できる. | ウェブページ生成処理を記述できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C
説明
閉じる
JABEE d-1
説明
閉じる
教育方法等
概要:
3D-CGアニメーション制作およびウェブブラウザアプリケーション開発の講義・実習を通じて,プログラミング能力(作業を自動化・省力化する能力,アイディアを実現・改善する能力)の修得を目的とする.
プログラミング言語として,アニメ制作にはPOV-Ray,アプリ開発にはJavaScript(JS)を利用する.
授業の進め方・方法:
授業方法:計算機実習併用型講義
評価方法:試験(定期試験または再試験)✕50%+自由制作(2件)✕30%+実習課題(10件程度)✕20%
合否判定:最終評価≧60%を合格とする.
関連科目:アドバンストコンピューティング
注意点:
・すべての課題に対し,完全なレポートを所定の期限までに提出すること.欠席した場合にも復帰時に必ず取り組むこと.
・実習では極力,GUIに頼らず,キーボード操作による作業を中心とする.したがって,本科目を受講するためには,最低限のタイピング能力が要求される.
・本科目は,CGやアプリの単なる作成のみを目的とするものではない.作業の効率化を目的とする.CGやアプリは単なる手段(例題)にすぎない.
・計画の立案・遂行の能力もまたプログラミング能力である.
・本科目は学修単位科目であるため,授業時間2倍相当の自主学習(授業の予習・復習を含む)が必要である.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,実習環境整備 |
指示に従って実習用計算機環境を整備できる.
|
2週 |
POV-Rayによる3D-CGアニメーションの制作 |
指示に従って3D-CGの作成を実践できる.
|
3週 |
(前週の続き) |
基本的なモデル/シーンを作成できる.
|
4週 |
(前週の続き) |
基本的なアニメーションを自動生成できる.
|
5週 |
(前週の続き) |
複雑なモデル/シーンを自動生成できる.
|
6週 |
(前週の続き) |
独自の発想によって複雑な3D-CGアニメを制作できる.
|
7週 |
(前週の続き) |
(前週と同じ)
|
8週 |
中間試験 |
第2週から第7週までの学習成果を提示できる.
|
2ndQ |
9週 |
JSによるウェブブラウザアプリケーションの開発 |
HTMLとCSSでウェブページを作成できる.
|
10週 |
(前週の続き) |
JSでウェブページを自動生成できる.
|
11週 |
(前週の続き) |
JSでユーザインタフェースを実現できる.
|
12週 |
(前週の続き) |
指示に従ってブラウザアプリの開発を実践できる.
|
13週 |
(前週の続き) |
(前週と同じ)
|
14週 |
(前週の続き) |
独自の発想によってブラウザアプリを開発できる.
|
15週 |
(前週の続き) |
(前週と同じ)
|
16週 |
期末試験 |
第9週から第15週までの学習成果を提示できる.
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |