デザインプロポーザル

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 デザインプロポーザル
科目番号 0018 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 [参考書] 1. 一般社団法人全国高等専門学校連合会編, デザコン official book, 建築資料研究社. 2. 仙台建築都市学生会議+せんだいメディアテーク編, 卒業設計日本一決定戦 official book, 建築資料研究社. 3. 新建築 各号, 新建築社.
担当教員 松林 道雄

到達目標

評価項目1:デザコンの設計課題に対して、計画案をまとめることができる。
評価項目2:計画案について、ポスターとスライドを用いて効果的にプレゼンテーションができる。
評価項目3:個人・グループ作業において、積極的に行動できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1デザコンの設計課題に対して、計画案を優れたものとしてまとめることができる。デザコンの設計課題に対して、計画案をまとめることができる。デザコンの設計課題に対して、計画案をまとめることができない。
評価項目2計画案について、スライド、ポスターを用いて効果的かつ優れたプレゼンテーションができる。計画案について、スライド、ポスターを用いて効果的なプレゼンテーションができる。計画案について、スライド、ポスターを用いて効果的なプレゼンテーションができない。
評価項目3個人・グループ作業において目標を立てており、これに向かって積極的に行動できる。個人・グループ作業において、積極的に行動できる。個人・グループ作業において、積極的に行動できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D  説明 閉じる
学習・教育到達度目標 E  説明 閉じる
学習・教育到達度目標 F  説明 閉じる
JABEE d-3 説明 閉じる
JABEE e 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
全国高等専門学校デザインコンペティション(デザコン)の設計課題に応募することを通じ、デザインとプレゼンテーションの能力向上を目指す。
授業の進め方・方法:
授業では、デザコンに出品するための作品の制作を行ってもらう。
作品を制作するにあたっては、建築製図や模型制作に関する技術を必要とする。
授業中に3回の発表を求める。内訳は中間発表1(20点)と中間発表2(プレゼンテーション:10点、作品内容:30点)、最終発表(プレゼンテーション:10点、作品内容:30点)。
合否判定は提出作品に対して行う。当科目を通じて制作された作品がデザコンに出品されており、かつ中間発表1と中間発表2、最終発表の3回の作品・発表における点数の合計が60点以上で合格とする。
合格した場合には、合否判定結果にその他の評価点(設計課題への積極性が該当)を加味して成績評価する。
再試験に相当するものは実施しない。
当科目は特別設計演習(本科・建築学科第5学年)との同時開講である。
注意点:
デザコンへの出品に関わる費用が必要となる。
チームでデザコンに出品する場合、デザコンに出品された作品と最終発表のもののそれぞれの制作メンバーが同一であること。
チームを組む場合、当科目または特別設計演習を履修している者のみでメンバーを構成すること。
授業中は、無断で建築製図室・建築CAD室から出ないこと。
当科目は予選までを対象とした授業であり、本選以降は対象としていない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 当科目の目的やデザコンの主旨、設計課題の内容について理解できる。
2週 調査・計画 取り組む設計課題に関する条件の整理、計画のための調査ができる。
3週 エスキス1 企画・構想した内容を適切に表現することができる。
4週 エスキス2 企画・構想した内容を適切に表現することができる。
5週 作品の制作1 調査結果・計画内容を踏まえて中間発表用の資料を作成できる。
6週 中間発表1 スライドを用いて調査結果・計画内容を的確に説明することができる。
7週 作品の制作2 中間発表1での講評を踏まえた作品の制作ができる。
8週 作品の制作3 中間発表1での講評を踏まえた作品の制作ができる。
2ndQ
9週 作品の制作4 中間発表1での講評を踏まえた作品の制作ができる。
10週 中間発表2 デザコン提出に向けた作品をポスター・スライドを用いて的確に表現できる。
11週 作品の制作5 中間発表2での講評を踏まえて作品を改善することができる。
12週 作品の制作6 中間発表2での講評を踏まえて作品を改善することができる。
13週 作品の制作7 中間発表2での講評を踏まえて作品を改善することができる。
14週 作品の制作8 中間発表2での講評を踏まえて作品を改善することができる。
15週 最終発表 出品した作品について、ポスター・スライドを使用して的確に表現できる。
16週 (前期中間試験、前期末試験ともに実施しない)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合036005410100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力036005410100