到達目標
与えられた要件を満たす 中規模のネットワークの設計ができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
| 評価項目1 | 与えられた要件を満たす、効率的で十分に実現できるネットワークの 複数の 提案書の作成ができる。予算（イニシャルコスト、運用コスト）、機器の選定、アドレス設計 | 与えられた要件を満たす、効率的で十分に実現できるネットワークの1つの提案書の作成ができる。予算（イニシャルコスト、運用コスト）、機器の選定、アドレス設計 | 与えられた要件を満たす、効率的で十分に実現できるネットワークの1つの提案書の作成ができない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 Ｄ
説明
閉じる
JABEE d-1
説明
閉じる
教育方法等
概要:
インターネットはもはやライフラインの1つとして私達の生活の一部である。
本科目では、インターネットの通信原理を理解し、ルーティングやVLANなどの基礎的な技術について学び、
与えられた要件を満たす、中小規模のネットワークの設計の提案書を作成できることを目標とする。
授業の進め方・方法:
2進数、16進数、ビット演算(AND、OR、NOT、XOR) について復習しておくこと
指定した実習課題を提出することが単位認定の必要条件とする。
その上で 定期試験60％、実習課題40％ として 60% 以上で合格とする。
再試験は必要条件を満たした上で 60% 以上で合格とする。
コンピュータネットワークで学習する, OSIの7レイヤー,ARPのしくみを理解していることが望ましいが、これらの確認から入る
ので敷居は高くはないはずです。実習課題に真剣に取り組んで下さい。
注意点:
OSIの7レイヤー, ARPのしくみを理解していることが望ましいが、これらの確認から入るので, 最低限 2進数、16進数、ビット演算(AND、OR、NOT、XOR) の知識があれば履修可能である。試験以外の、演習問題やレポートは相互に相談して理解を深めることを推奨する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
OSIの7レイヤ1-3 |
OSIの7 レイヤ1-3 について概要を説明できる
|
| 2週 |
OSIの7レイヤ3-4 |
OSIの7 レイヤ4-7 について概要を説明できる
|
| 3週 |
ARP |
インターネットの通信のしくみが分かる。ARPについて仕組みを説明できる
|
| 4週 |
SUBNET |
IPアドレス、サブネットについて理解し、適切なサブネットの設計ができる
|
| 5週 |
VLAN |
ポートVLAN、タグVLANについて使い分けができる
|
| 6週 |
スタティックルート |
スタティックルートでLANのルーティングができるスタティックルートで
|
| 7週 |
RIP |
RIPのルーティングプロトコルを理解し、設定ができる
|
| 8週 |
前期中間試験:実施しない |
|
| 2ndQ |
| 9週 |
VLANルーティング |
L3スイッチによるタグVLANを使ったLANの設計ができる
|
| 10週 |
ベンダー調査 |
ネットワーク機器のベンダーの調査、目的にあった機器を選定できる
|
| 11週 |
キャリア調査 |
ネットワークキャリアの調査、目的にあったキャリア、サービス機器を選定できる
|
| 12週 |
LANの設計 1 |
与えられた要件のネットワークの設計 要件についての考察
|
| 13週 |
LANの設計2 |
与えられた要件のネットワークの設計 キャリア、機器の選定
|
| 14週 |
LANの設計3 |
与えられた要件のネットワークの設計 コストの算出、見積書の作成
|
| 15週 |
LANの設計4 |
与えられた要件のネットワークの設計 提案書としてまとめる
|
| 16週 |
前期期末試験:実施する |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
| 専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |