概要:
課題に対応した作品を製作することで,機械製品を創造するときの考案,設計,試作,改良,性能評価までの実践的な技術を身に付けることを目標とする。
授業の進め方・方法:
課題に従って,指定された材料・部品等を用いて,作品を製作する。少人数で構成されるグループ単位で作品を協力して製作する。各自の役割において,責任をもって取り組む。完成後に競技会および報告会を実施する。
取り組み状況,レポートおよび報告会での状況等を含めて,評価項目に基づいて評価する。本授業に関連する事項の調査や資料作成等のため,自学自習時間の有効な活用が必要である。レポート・提出物等を提出することが必須である。
注意点:
総時間数90時間(自学自習30時間)
自学自習(30時間)ついては,日常の授業(60時間)のための予習復習時間,理解を深めるための考察・検討の時間レポートや報告書をまとめる時間等を総合したものとする。
評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが認められる。
具体的な評価方法(指針や対象)については,初回の授業において開示する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
創造実習の取り組み方等が理解できる。
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2週 |
アイデアの提案・検討① |
グループによる検討で,自分のアイデアを提案できる。 グループ内での責任を理解し,自主的および協力的に行動できる。
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3週 |
アイデアの提案・検討② |
グループによる検討で,自分のアイデアを提案できる。 グループ内での責任を理解し,自主的および協力的に行動できる。
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4週 |
設計および製作① |
製作する作品を企画・設計・加工・組立・検証・改善ができる。 グループ内での役割と責任を理解し,自主的および協力的に行動できる。
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5週 |
設計および製作② |
製作する作品を企画・設計・加工・組立・検証・改善ができる。 グループ内での役割と責任を理解し,自主的および協力的に行動できる。
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6週 |
設計および製作③ |
製作する作品を企画・設計・加工・組立・検証・改善ができる。 グループ内での役割と責任を理解し,自主的および協力的に行動できる。
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7週 |
設計および製作④ |
製作する作品を企画・設計・加工・組立・検証・改善ができる。 グループ内での役割と責任を理解し,自主的および協力的に行動できる。
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8週 |
設計および製作⑤ |
製作する作品を企画・設計・加工・組立・検証・改善ができる。 グループ内での役割と責任を理解し,自主的および協力的に行動できる。
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4thQ |
9週 |
競技会(予選) |
製作した作品を動作させることができる。 改善点を知ることができる。
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10週 |
作品の改善・改良等の検討および製作① |
作品の改善点・改良点の検討に基づいて製作活動ができる。
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11週 |
作品の改善・改良等の検討および製作② |
作品の改善点・改良点の検討に基づいて製作活動ができる。
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12週 |
作品の改善・改良等の検討および製作③ |
作品の改善点・改良点の検討に基づいて製作活動ができる。
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13週 |
競技会(本選) |
製作した作品を動作させることができる。
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14週 |
報告会資料作成 |
必要な情報技術を利用して報告用資料を作成できる。
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15週 |
報告会 |
取り組み内容,競技結果などを説明することができる。 時間を守って発表し,質疑応答に対応できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 4 | 後4,後5 |
製図用具を正しく使うことができる。 | 4 | 後4,後5 |
線の種類と用途を説明できる。 | 4 | 後4,後5 |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 4 | 後4,後5 |
分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 4 | 後1 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 4 | 後1 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 4 | 後1 |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
けがき工具を用いてけがき線をかくことができる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
やすりを用いて平面仕上げができる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | 後14,後15 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | 後14,後15 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 後2,後15 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | 後3,後10 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | 後3,後12 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | 後2,後10 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 後10,後11,後12 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 後14,後15 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | 後6,後7,後8 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | 後8,後10,後11,後12 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | 後2 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | 後2 |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | 後2 |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | 後2 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 後2,後10,後11,後12 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 後2,後10,後11,後12 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | 後2,後10,後11,後12 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 後2,後10,後11,後12 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 後2,後11,後12,後13 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 後2,後10,後11,後12 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 後2,後10,後11,後12 |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | 後4,後10 |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | 後4,後10 |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | 後15 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 後2 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 後2 |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | 後3,後10 |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | 後9,後13,後15 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | 後9,後13,後15 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | 後9,後13,後15 |