到達目標
1. 4年生前半までに習った知識を活かして,回路系の複合的問題・応用問題を解くことができる。
2. 4年生前半までに習った知識を活かして,電気電子系の総合問題を解くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 回路系の複合的問題・応用問題を正しく解ける。 | 回路系の複合的問題・応用問題を解ける。 | 回路系の複合的問題・応用問題を解けない。 |
評価項目2 | 電気電子情報系の総合問題を正しく解ける。 | 電気電子情報系の総合問題を解ける。 | 電気電子情報系の総合問題を解けない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 電気情報工学科の教育目標①
説明
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学習・教育到達度目標 本科の教育目標③
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教育方法等
概要:
4年生前期までに習った知識を活かして,前半は各種回路の定理を利用した回路系の複合的問題・応用的問題を中心に出題し,後半は電気電子系の総合問題を出題するので,これらを4年生前期までに習った知識を活かして解くことで,理解の不確かな部分を補填し,基礎力の充実を図ると共に専門に対する能力を高める。
授業の進め方・方法:
授業では,まず習った知識の復習を兼ねて,演習に関する基本部分の解説を行い,その後演習問題を自ら解くことで,知識を高めるとともに,解法技術を高めていく。
注意点:
・総時間数45時間(自学自習15時間)
・自学自習時間(15時間)は,日常の授業(30時間)に対する予習復習,レポート課題の解答作成時間,試験のための学習時間を総合したものとする。
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが認められる。
・この科目は,問題を解く力を高めるのが目標であるので,授業中に演習を解くことはもちろんのこと,演習課題も多く出される。これらの演習課題等は評価につながるものであるため,提出期限を守り,必ず提出すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
網目電流法(ループ法) |
網目電流法(ループ法)を理解し,この手法を用いて回路の計算ができる。
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2週 |
節点解析法(ノード法)
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節点解析法(ノード法)を理解し,この手法を用いて回路の計算ができる。
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3週 |
重ね合わせの理 |
重ね合わせの理を理解し,この手法を用いて回路の計算ができる。
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4週 |
テブナンの定理・ノートンの定理①
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テブナンの定理・ノートンの定理を理解し,この手法を用いて回路の計算ができる。
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5週 |
テブナンの定理・ノートンの定理②
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テブナンの定理・ノートンの定理を理解し,この手法を用いて応用的回路の計算ができる。
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6週 |
相反の定理
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相反の定理を理解し,この手法を用いて回路の計算ができる。
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7週 |
複合的な回路の解析 |
各種の定理を利用し,この手法を用いて複合的な回路の計算ができる。
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8週 |
中間試験 |
学んだ知識の再確認と修正ができる。
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4thQ |
9週 |
論理式①
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論理式や簡単化に関する問題が解けるようになる。
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10週 |
論理式②
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論理式や簡単化に関する問題が解けるようになる。
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11週 |
論理式③
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論理式や簡単化に関する問題が解けるようになる。
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12週 |
論理回路の設計①
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組み合わせ回路や順序回路の設計ができる。
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13週 |
論理回路の設計② |
組み合わせ回路や順序回路の設計ができる。
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14週 |
論理回路の設計③
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組み合わせ回路や順序回路の設計ができる。
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15週 |
まとめ |
電気電子情報系の総合問題が解けるようになる。
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16週 |
学年末試験 |
学んだ知識の再確認と修正ができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他(演習・レポート)) | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 25 |
専門的能力 | 45 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 75 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |