工業英語

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 工業英語
科目番号 0045 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 教科書は用いない。随時プリント等を利用する。
担当教員 井口 傑,大島 功三,宜保 達哉,笹岡 久行,嶋田 鉄兵,篁 耕司,畑口 雅人,吉本 健一,平 智幸,佐藤 直飛

到達目標

1.電気・電子分野や情報分野などの英文をよみ、理解できる。
2.科学技術の基本的な専門用語や数式の英語表現を理解できる。
3.自らの研究の概要を英語で表現できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気・電子分野や情報分野などの英文を読み、正確に理解できる。電気・電子分野や情報分野などの英文を読み、概要を理解できる。電気・電子分野や情報分野などの英文を読んでも理解できない。
評価項目2科学技術の基本的な専門用語や数式の英語表現を正確に理解できる。科学技術の基本的な専門用語や数式の英語表現を理解できる。科学技術の基本的な専門用語や数式の英語表現を正確に理解できない。
評価項目3自らの研究の概要を英語で的確に表現できる。自らの研究の概要を英語で表現できる。自らの研究の概要を英語で表現できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 電気情報工学科の教育目標④ 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の教育目標① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気・電子分野や情報分野などの英文を読み、理解できる。科学技術英語の基礎文法を身につける。また、自らの研究内容の概要を英語で表現できるようにする。
授業の進め方・方法:
序盤は科学技術英語で用いられる基本的な表現について理解する。中盤は、電気・電子分野や情報分野などの専門分野に関わる英文を読み、専門用語や定番表現の知識をみにつける。終盤は、自分の研究についての英文の概要作成を行う。
注意点:
・総時間数45時間(自学自習15時間)
・自学自習(15時間)として、日常の授業(30時間)のための予習復習時間、課題の解答作成時間などを総合したものとする。
・評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが認められる.
・工業英語で定番の英語表現と技術的な用語を覚えることで、ある程度の読み書きができるようになる。自分の興味のある分野の英文に挑戦し、英語表現や専門用語の知識を増やしていくことが大切である。
・知識の定着度をはかるため、課題の他に小テストを実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 科学技術の基礎となる数学の英語表現 数学の英語表現や専門用語を理解できる。それらを用いた英文の内容を理解できる。
2週 科学技術英語の基礎文法(1) 科学技術に関する基礎的な英文が理解できる。科学技術に関する英文のパターンを利用して英作文ができる。
3週 科学技術英語の基礎文法(2) 科学技術に関する基礎的な英文が理解できる。科学技術に関する英文のパターンを利用して英作文ができる。
4週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(1) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
5週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(2) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
6週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(3) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
7週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(4) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
8週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(5) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
4thQ
9週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(6) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
10週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(7) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
11週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(8) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
12週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(9) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
13週 電気・電子分野や情報分野などの英文を読む(10) 各専門分野の論文を読み、その概要を理解できる。
14週 自分の研究についての説明を英文で書く 習得した科学技術英語の表現方法を参考にして、研究の概要を作成できる。
15週 自分の研究内容の英語による表現 各自の研究の概要を英語で説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7

評価割合

課題小テスト発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000