工業英語

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工業英語
科目番号 0062 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 毎回プリント教材を配布する。
担当教員 有馬 達也

到達目標

 工業、特に電気回路・電子工学・電気計測・半導体工学などの英文を的確に日本語に翻訳できるようになる。日本語の専門用語が、英語でどのように表現されているかを学ぶ。また、日本語で学んできた専門を英語で再度学ぶことで、専門の復習にもなる。真剣に学び、英文和訳を得意なものにするのが目的となる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1(C-3)電気関係の英文を正確に翻訳できる電気関係の英文をだいたい翻訳できる電気関係の英文を意味がわかるように翻訳できない。
評価項目2(C-3)専門用語が英語でどう表現されているか覚える。専門用語の英語表現がだいたい把握できる。専門用語の英語表現が覚えられない。
評価項目3(C-3)翻訳作業を通じ、専門の学習を行える。翻訳作業により、専門の内容を思いだす英文で記述された専門を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 電気情報工学科の教育目標④ 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の教育目標① 説明 閉じる
JABEE C-3 説明 閉じる
JABEE基準 (f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 電子、電流、電界、磁界、電気回路、電子回路など、電気工学の基礎的なついて説明した英文を日本語に翻訳する。
授業の進め方・方法:
毎回、プリント教材を配布する。英文を手書きで紙に書き写す。その後、英文を翻訳していく。
注意点:
英文、和訳した日本語の文章ともにボールペンを使った手書きの文とする。語数の多い電子辞書の使用が望ましい。普段スマートフォンやタブレットの辞書を使っていても、試験時には使用できない。
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合はC-3(100%)とする.
・総時間数45時間(自学自習15時間)
・自学自習(15時間)として,日常の授業(30時間)のための予習復習時間,理解を深めるための演習課題の考察時間,および試験準備のための学習時間を総合したものとする。

・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる.その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電荷に関する英文の翻訳を行う。 電荷に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
2週 電界(1)に関する英文の翻訳を行う。 電界(1)に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
3週 電界(2)に関する英文の翻訳を行う。 電界(2)に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
4週 電流に関する英文の翻訳を行う。 電流に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる
5週 抵抗に関する英文の翻訳を行う。 抵抗に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
6週 直流回路に関する英文の翻訳を行う。 直流回路に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
7週 直流回路に関する英文の翻訳をさらに行う。中間試験を次週、実施する。 直流回路に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
8週 キャパシタに関する英文の翻訳を行う。 キャパシタに関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
4thQ
9週 インダクタンスに関する英文の翻訳を行う。 インダクタンスに関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
10週 交流回路(1)に関する英文の翻訳を行う。 交流回路(1)に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
11週 交流回路(2)に関する英文の翻訳を行う。 交流回路(2)に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
12週 半導体(1)に関する英文の翻訳を行う。 半導体(1)に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
13週 半導体(2)に関する英文の翻訳を行う。 半導体(2)に関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
14週 ダイオードに関する英文の翻訳を行う。 ダイオードに関する英文を完全に理解し、的確な日本語に翻訳できる。
15週 後期期末試験
16週 トランジスタに関する英文の翻訳を行う。 トランジスタに関する英文の翻訳を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000