電気情報演習Ｂ

科目基礎情報

学校	旭川工業高等専門学校	開講年度	平成30年度 (2018年度)
授業科目	電気情報演習Ｂ
科目番号	0106	科目区分	専門 / 選択
授業形態	演習	単位の種別と単位数	学修単位: 1
開設学科	電気情報工学科	対象学年	4
開設期	後期	週時間数	後期:2
教科書/教材	演習用プリント
担当教員	嶋田 鉄兵,吉本 健一

到達目標

1. ４年生前半までに習った知識を活かして，回路系の応用問題を解くことができる。
2. ４年生前半までに習った知識を活かして，電気電子系の総合問題を解くことができる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1（D-3,E-1,E-3)	回路系の応用問題を正しく解け る。	回路系の応用問題を解ける。	回路系の応用問題を解けない。
評価項目2（D-3,E-1,E-3)	電気電子系の総合問題を正しく解ける。	電気電子系の総合問題を解ける。	電気電子系の総合問題を解けない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 電気情報工学科の教育目標① （電気電子工学の基礎である電磁気学，電気回路，電子回路等の知識を修得させ，その上に半導体工学や電力工学等の専門的能力を身に付けさせる。）

学習・教育到達度目標 本科の教育目標③ （工学基礎及び専門基礎をしっかり身に付けさせ，広い専門的視野と総合的判断力を持たせる。）

JABEE D-3 （工学全般の知識・技術をもとに，環境に配慮した技術開発や研究を企画し，遂行することができる。）

JABEE E-1 （共通的工学関連分野の基本的な知識を有し，さらに自主的・継続的に学習することができる。）

JABEE E-3 （複眼的な思考能力をもとに，創造性を発揮して新たな課題を探求し，解決することができる。）

JABEE基準 (d) （当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力）

JABEE基準 (e) （種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力）

JABEE基準 (g) （自主的、継続的に学習する能力）

JABEE基準 (h) （与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力）

教育方法等

概要:

4年生前期までに習った知識を活かして，前半は回路系の応用的な問題を中心に出題し，後半は電気電子系の総合問題を出題するので，これらを4年生前期までに習った知識を活かして解くことで，理解の不確かな部分を補填し，基礎力の充実を図ると共に専門に対する能力を高める。

授業の進め方・方法:

授業では，まず習った知識の復習を兼ねて，演習に関する基本部分の解説を行い，その後演習問題を自ら解くことで，知識を高めるとともに，解法技術を高めていく。

注意点:

・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合は，D-3(20%)，E-1(50%)，E-3(30%)とする。
・総時間数45時間（自学自習15時間）
・自学自習時間（15時間）は，日常の授業（30時間）に対する予習復習，レポート課題の解答作成時間，試験のための学習時間を総合したものとする。
・評価については，合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合，各到達目標の到達レベルが標準以上であること，教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たことが認められる。
・この科目は，問題を解く力を高めるのが目標であるので，授業中に演習を解くことはもちろんのこと，演習課題も多く出される。これらの演習課題等は評価につながるものであるため，提出期限を守り，必ず提出すること。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	回路系の応用問題の演習①	回路系の応用問題が解けるようになる。
		2週	回路系の応用問題の演習②	回路系の応用問題が解けるようになる。
		3週	回路系の応用問題の演習③	回路系の応用問題が解けるようになる。
		4週	回路系の応用問題の演習④	回路系の応用問題が解けるようになる。
		5週	回路系の応用問題の演習⑤	回路系の応用問題が解けるようになる。
		6週	回路系の応用問題の演習⑥	回路系の応用問題が解けるようになる。
		7週	回路系の応用問題の演習⑦	回路系の応用問題が解けるようになる。
		8週	中間試験 次週，中間試験を実施する。	学んだ知識の確認ができる。
	4thQ
		9週	電気電子情報系の総合問題の演習①	電気電子系の総合問題が解けるようになる。
		10週	電気電子情報系の総合問題の演習②	電気電子系の総合問題が解けるようになる。
		11週	電気電子情報系の総合問題の演習③	電気電子系の総合問題が解けるようになる。
		12週	電気電子情報系の総合問題の演習④	電気電子系の総合問題が解けるようになる。
		13週	電気電子情報系の総合問題 の演習⑤	電気電子系の総合問題が解けるようになる。
		14週	電気電子情報系の総合問題 の演習⑥	電気電子系の総合問題が解けるようになる。
		15週	電気電子情報系の総合問題 の演習⑦	電気電子系の総合問題が解けるようになる。
		16週	学年末試験	学んだ知識の再確認と修正ができる。

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他（演習・レポート））	合計
総合評価割合	60	0	0	0	0	40	100
基礎的能力	15	0	0	0	0	10	25
専門的能力	45	0	0	0	0	30	75
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0