概要:
学校で修得した専門に関する知識・技術を活かすために,企業等の現場において問題意識を持って実務訓練を行う。
授業の進め方・方法:
受け入れ先からの募集内容とを勘案し,担当教員と相談の上,実習先を決定する。そして,企業等にて夏期休業期間中に5日間以上の実習を実施する。実習期間中は,担当者の指示を受け,実習を行う。さらに,実習内容を報告書の形でまとめ,本科目の総括を行う。
注意点:
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合は,B-2(30%), D-1(40%), E-2(30%)とする。
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
・評価項目と評価対象の各組合せは,「自己の教養を高める努力(B-2)」が「事前の準備」,「知識・技術の活用(D-2)」が「実習先での評価」および「レポート」,「課題の探求と解決(E-3)」が「実習取組」である。評価内容の詳細については,ガイダンスにおいて周知する。
・受入企業等の事業内容を事前に承知しておくとともに,企業実習の趣旨・目的を把握しておくこと。
・企業実習は受入企業等の多くの人達の協力によって実現できることを肝に銘じ,実習生としての責任を十分自覚し,その言動に責任を持つとともに,礼節を守ること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
4月~夏期休業前:企業等からの募集要項を読み,担当教員と相談の上,実習先を決定する。 |
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。
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2週 |
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自分自身のキャリアデザインを明確化できる。
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3週 |
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実務体験を企業や職種とのマッチングの場と考えて積極的な行動ができる。
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4週 |
夏期休業中:就業規則を順守し,担当者の指示に従い,実習を行う。その際,事故等には十分に気をつける。 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の内容が社会でどのように活用されているのか理解できる。
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5週 |
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問題解決のためにチームワーク力等を身につけることができる。
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6週 |
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品質,コストや納期等に対する視点を持つことができる。
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7週 |
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コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。
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8週 |
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企画立案から実行するまでのプロセスを持続可能性の実現性を配慮して実行することができる。
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2ndQ |
9週 |
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技術者として幅広い人間性と問題解決力,社会貢献などの必要性を理解できる。
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10週 |
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技術者として生きる喜びや誇りを実感し,実践創造的な活動を楽しむことを理解できる。
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11週 |
実習後:担当教員へ終了の報告を行う。 |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。
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12週 |
実習後:受け入れて下さった企業等へお礼状を出す。 |
企業活動が他者とどのような関係性を持つのかについて理解できる。
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13週 |
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企業における社会的責任を理解できる。
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14週 |
実習後:企業実習の内容を総括し,報告書を作成する。 |
多様な面から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解することができる。
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15週 |
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社会経験をふまえ,企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。
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16週 |
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企業人としても成長していく自分を意識し,継続的な自己研さんや学習が必要であることを理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | 前1 |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | 前1 |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | 前1 |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | 前3 |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | 前3 |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | 前3 |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | 前3 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | 前4 |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | 前13 |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | 前13 |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | 前14 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | 前13 |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | 前12 |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | 前14 |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | 前6 |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | 前15,前16 |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | 前15,前16 |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | 前15,前16 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | 前4 |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | 前11 |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | 前7 |