到達目標
工学関係の数式を含む英文,および技術系のニュースなどの英文から素早く大意を読み取ること,工学的な説明を口頭あるいは文章で表現する基礎的能力を身につけることを到達目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標項目1
(C-3) | 実験手順,説明書,科学技術系の記事等の英文を読み,正確に理解できる. | 実験手順,説明書,科学技術系の記事等の英文を読み,概要を理解できる. | 実験手順,説明書,科学技術系の記事等の英文を読んでも理解できない. |
到達目標項目2
(C-3) | 英文スピーチを聞いて,内容を理解できる. | 英文スピーチを聞いて,概要を理解できる. | 英文スピーチを聞いても,理解できない. |
到達目標項目3
(C-3) | 定番表現を用いて,わかりやすいショートスピーチができる. | 定番表現を用いたショートスピーチができる. | ショートスピーチができない |
到達目標項目4
(C-3) | 自らの研究について的確な表現を用いて要旨を書ける. | 自らの研究について要旨を書ける. | 自らの研究についての要旨を書けない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
技術者が目にすることの多い説明書,仕様書,ニュース,ウェブサイトの英文に触れ,技術英語の定番表現を身につける。スピーチの実例を参考にして,口頭での説明を行う例としてショートスピーチを作成する.また,パソコンのオンライン辞書等を活用しながら英文の要旨程度の文章を書けるようにする。
授業の進め方・方法:
前半はエンジニアが関わる文章・論文を読み,よく使われる表現について理解し,そのパターンを応用して短文を英作文する.
後半は自分の研究について簡単に説明するスピーチを行うとともに,英文の概要を作成する.
注意点:
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合はC-3(100%)とする.
・総時間数45時間(自学自習15時間)
・自学自習時間(15時間)ついては,日常の授業(30時間)のための予習復習,レポート課題の解答作成時間,スピーチなどの準備時間を総合したものとする.
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる.その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる.
・工業英語は定番の表現と技術的な用語を覚えることで,ある程度の読み書きができるようになる。
・まずは自分の興味のある分野のニュースを読むことに挑戦し,英文を読むスピードを鍛え,単語を増やすことが必要である.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
実習工場利用の注意・禁止事項についての英文を読む |
注意事項等の英文の内容を理解できる.それらの英文のパターンを利用して英作文ができる.
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2週 |
仕様書の英文を読む |
仕様書の英文の内容を理解できる.それらの英文のパターンを利用して英作文ができる.
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3週 |
取扱説明書の英文を読む |
取扱説明書の英文の内容を理解できる.その英文のパターンを利用して英作文ができる.
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4週 |
英語の論文を読む |
英語の論文(短報)の英文の内容を理解できる.
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5週 |
英語の論文を読む |
英語の論文(短報)の英文の内容を理解できる.
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6週 |
英語の論文を読む |
英語の論文(短報)の英文の内容を理解できる.その英文のパターンを利用して英作文ができる.
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7週 |
英文スピーチを聞く |
プレゼンテーションを聞いて,おおよそのテーマを理解できる.
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8週 |
英文スピーチを聞く |
プレゼンテーションを聞いて,おおよそのテーマを理解できる.
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4thQ |
9週 |
自分の卒業研究についての英文スピーチ原稿を作成する |
各自のテーマに沿った短いスピーチの原稿を作成できる.
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10週 |
自分の卒業研究についての英文スピーチ原稿を作成する |
各自のテーマに沿った短いスピーチの原稿を作成できる.
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11週 |
自分の卒業研究について,英語で説明する |
各自のテーマで短いスピーチができる.
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12週 |
自分の卒業研究について,英語で説明する |
各自のテーマで短いスピーチができる.
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13週 |
研究の要旨に必要な要素について理解する.研究テーマに関連する専門用語がわかる. |
自分の卒業研究の概要を日本語で作成し,そこで使用される単語(専門用語)について調べる.
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14週 |
自分の研究についての要旨を英文で書く |
主に論文で習得した英文パターンを参考にして,研究の要旨を作成する.
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15週 |
自分の研究についての要旨を英文で書く |
主に論文で習得した英文パターンを参考にして,研究の要旨を作成する.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。 | 2 | 後1,後2,後3 |
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後14,後15 |
評価割合
| 小テスト | 発表 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 40 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 20 | 30 | 60 |
専門的能力 | 10 | 10 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 10 |