コンピュータグラフィックス

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 コンピュータグラフィックス
科目番号 0037 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 システム制御情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配布する
担当教員 以後 直樹

到達目標

1.Display Fileを使用するアルゴリズムのプログラミングを理解し、説明できる。
2.2次元の平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を理解し、説明できる。
3.3次元の平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Display Fileを使用するアルゴリズムのプログラミングを理解し、説明できるDisplay Fileを使用するアルゴリズムのプログラミングを理解できる Display Fileを使用するアルゴリズムのプログラミングを理解が十分でない
評価項目22次元の平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を理解し、説明できる2次元の平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を理解できる2次元の平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を理解が十分でない
評価項目33次元の平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を理解し、説明できる3次元の平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を理解できる 3次元の平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を理解が十分でない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 システム制御情報工学科の教育目標 ③ 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
CGの基本を、CORE SYSTEMの基本概念・構造・アルゴリズム・作成方法の勉強をとおして学ぶ。また、アルゴリズムを、C言語を使用してプログラミングする技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
学習したアルゴリズムを、自分でプログラミングする。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ライン・ジェネレーション(1) CGの基本的な専門用語を説明できる
2週 ライン・ジェネレーション(2) CGの基本的な専門用語を説明できる
3週 ライン・ジェネレーション(3) 直線の方程式、線分のパラメータ表現を説明できる
4週 ライン・ジェネレーション(4) 直線の方程式、線分のパラメータ表現を説明できる
5週 ライン・ジェネレーション(5) ベクトル・ジェネレーションをプログラミングできる
6週 ライン・ジェネレーション(6) ベクトル・ジェネレーションをプログラミングできる
7週 ライン・ジェネレーション(7)
次週,中間試験を実施する
アンチエリアッシングのアルゴリズムを説明できる
8週 ライン・ジェネレーション(8) ベクトル・ジェネレーションをプログラミングできる
2ndQ
9週 グラフィックス・プリミティブ(1) 表示装置の種類を説明できる
10週 グラフィックス・プリミティブ(2) 表示装置の種類を説明できる
11週 多角形(1) 多角形を導入したDisplay Fileの構造を説明できる
12週 多角形(2) 多角形の内部判定アルゴリズムを説明できる
13週 変換(1) 同次座標系を説明できる
14週 変換(2) 平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を説明できる
15週 変換(3) 平行移動・拡大縮小・回転と同次座標系の関係を説明できる
16週 期末試験 学んだ知識の確認ができる
後期
3rdQ
1週 ウィンドウイング(1) viewing変換について説明できる
2週 ウィンドウイング(2) 任意の直線に対する相対位置を求めるアルゴリズムを説明できる
3週 3次元変換(1) 平面と距離求めるアルゴリズムを説明できる
4週 3次元変換(2) 平面と距離求めるアルゴリズムを説明できる
5週 3次元変換(3) 3次元を導入したDisplayFileを使用するアルゴリズムをプログラミングできる
6週 3次元変換(4) 3次元を導入したDisplayFileを使用するアルゴリズムをプログラミングできる
7週 3次元変換(5)
次週,中間試験を実施する
3次元を導入したDisplayFileを使用するアルゴリズムをプログラミングできる
8週 3次元変換(6) 3次元の同次座標系を説明できる
4thQ
9週 3次元変換(7) 3次元の同次座標系を説明できる
10週 3次元変換(8) 3次元の同次座標系を説明できる
11週 3次元変換(9) 3次元の同次座標系を説明できる
12週 3次元変換(10) 3次元の同次座標系を説明できる
13週 3次元変換(11) 投影のアルゴリズムをプログラミングできる
14週 陰面処理 ベクトルの内積・外積を用いる後面アルゴリズムを説明できる
15週 期末試験 学んだ知識の確認ができる
16週 答案返却および解説 学んだ知識の再確認ができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力300000535
専門的能力3000001040
分野横断的能力200000525