最先端工学

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 最先端工学
科目番号 0140 科目区分 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 システム制御情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 教科書は使用しない / 配布プリント、ホームページ
担当教員 後藤 孝行,横井 直倫,佐竹 利文,戸村 豊明,杉本 敬祐,平 智幸,外部講師 ,阿部 敬一郎

到達目標

北海道における経済・産業に対してビジネス的観点から捉え、食農・医福分野に工学的技術を応用する考え方を身につけることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1北海道における経済・産業に対してビジネス的観点から捉え、食農・医福分野に工学的技術を応用し,新しいアイデアを生み出すことができる.北海道における経済・産業に対してビジネス的観点から捉え、食農・医福分野に工学的技術を応用する考え方を身につけることができる。北海道における経済・産業に対してビジネス的観点から捉え、食農・医福分野に工学的技術を応用する考え方を身につけることができない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
農業・食品製造分野および医療・福祉分野に、工学系科学分野(機械・電気・情報・制御・化学・バイオ)を活用し、イノベーションにつなげるための導入科目である「食農・医福基礎」の発展科目である。そこで、(1)北海道における経済・産業に対して、ビジネス的観点から捉え、(2)食農・医福分野における工学技術の応用について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講師は旭川高専の教員が中心となって進めるが、他機関からの講師も招聘して、複合融合分野での研究・実施例について講義を行う。
注意点:
本講義は“北海道ベースドラーニングプログラム”の中の1科目として位置付けられており、別に示す専門科目(6科目/本校ホームページ参照)の他に、本講義を含む6科目を習得することで、プログラム修了となる。
中間・期末試験は実施せず、主に小テストとレポート課題で評価を行う。よって、欠席・遅刻すること無く授業に参加すること。“北海道ベースドラーニングプログラム”にて開講される「最先端工学演習」や「北海道ベースドラーニングⅡ」の内容により、一部授業時間を変更して実施されることがある。
授業計画の内容および実施時期については、連動する上述の2科目との関係から、一部変更することがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 最近のテクノロジー紹介 最近のテクノロジーの進化例をいくつか紹介し、それらが世界・社会をどう動かしているのかを理解することができる。
2週 ノーマライゼーションとユニバーサルデザイン ノーマライゼーション社会に求められるユニバーサルデザインの必要性に関するの講演を聴講して、健常者にも優しい製品づくりを理解することができる。
3週 科学・技術の融合1 ICTやIoT技術を応用した精密農業について,そのコンセプトや要素技術の基礎を理解することができる。
4週 科学・技術の融合2 ・センシング技術、ドローンなどを活用した農業について理解することができる。
5週 科学・技術の融合3 ・ICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業(スマート農業)の概要を理解することができる。
6週 科学・技術の融合4 食品・医薬・化粧品分野における最先端の製造技術について理解することができる。
7週 科学・技術の融合5 データサイエンスを活用した実例として、RESASの説明を受け、活用した取り組みを考える。
8週 科学・技術の融合6 IoT、ビックデータおよびAIを結びつけることで、酪農・畜産のスマート化の仕組みを理解することができる。
2ndQ
9週 科学・技術の融合7 近赤外レーザーを利用した血流・血液濃度同時イメージングシステムの仕組みを理解することができる。
10週 科学・技術の融合8 医療や生活に活用できるウェラブルデバイスについて学び、今後のものづくりへの考え方を身につけることができる。
11週 科学・技術の融合9 Fintechにおいて、ICTや情報技術がどのように利用されているのかを理解することができる。
12週 プレゼンテーション講義1 プレゼンテーション理論学習。ストーリーの作り方、効果的な演出について理解できる。
13週 プレゼンテーション講義2 プレゼンテーション作成理論。必要なコンテンツと根拠の配置による効果が説明できる。
14週 プレゼンテーション講義3 発表準備とヒューマニティ。聞くのも話すのも人間であることを前提とした配慮について、説明できる。
15週 プレゼンテーション講義4 発表。理論に裏打ちされたプレゼンテーションとそれに対する質問に適切に答え、研究を深めることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題その他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力400000040
専門的能力300000030
分野横断的能力300000030