物質化学工学演習Ａ

科目基礎情報

学校	旭川工業高等専門学校	開講年度	令和03年度 (2021年度)
授業科目	物質化学工学演習Ａ
科目番号	0025	科目区分	専門 / 選択
授業形態	演習	単位の種別と単位数	学修単位: 1
開設学科	物質化学工学科	対象学年	4
開設期	前期	週時間数	前期:2
教科書/教材	補助教材：Oxford Bookworms Factfiles (Oxford University Press)，Penguin Readers Easy Starts （PGR0）他，英文多読図書，めざせ100万語！多読クラス 読書記録手帳，プリント（大学センター試験問題・各種大学編入試験問題など），英和辞書
担当教員	梅田 哲

到達目標

1. 使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。　
2. 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。
3. 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分90 語以上で読み，概要を把握することができる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに正しく理解することができる。	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができない。
評価項目2	基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して50分以上読み続けることができる。	基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。	基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができない。
評価項目3	基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分90 語以上で読み，概要を正しく把握することができる。	基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分90 語以上で読み，概要を把握することができる。	基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分190 語以上で読み，概要を把握することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 物質化学工学科の教育目標 ③ （人間と自然環境との関わりを理解し，科学技術がそれに与える影響を自覚できる能力を身に付けさせる。）

学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ① （人間形成に必要な一般教育科目をできるだけ幅広く展開し，豊かな教養と幅広い思考力を養う。また，外国語を鍛え，外国文化に対する理解力を養う。）

教育方法等

概要:

技術者に必要とされる基本的な英語コミュニケーション能力の習得には，継続的，体系的かつ自律的な学習が必要である。そのような学習に特に適する多読法を導入し，授業内外の多読活動を通じて，各学習者が学習法を確立することを目標とする。

授業の進め方・方法:

易しい英文を大量に読むことにより，日本語を介さない直接的な英文理解を目指す。英文和訳を避け（辞書は使わない），分からないところはとばし，英文読書の楽しさを各学習者が実感できればよい。その結果として，外部試験（TOEIC）でも，英語コミュニケーション能力の向上を確認できることを目指す。

注意点:

・総時間数45時間（自学自習15時間）
・自学自習時間（15時間）については，日常の授業（30時間）に係る読書とリスニング教材を用いたリスニングリーディングのための時間を総合したものとする．半年で50冊以上の多読用図書，述べ２万５千語以上の英文を読んでいることが望ましい。

・評価については，合計点数が60点以上で単位修得となる．その場合，各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが認められる。

・評価項目と評価対象の詳細については，ガイダンスで周知する。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	日本語を介さずに英文を理解するための読解法の解説	日本語を介さずに英文を理解するための読解法について理解できる。
		2週	学習者毎に，実力に合ったリーディング教材を見つけるためのカウンセリング1	担当教員の指導下で，日本語を介さずに理解できる英文の水準を見つけることができる。
		3週	学習者毎に，実力に合ったリーディング教材を見つけるためのカウンセリング2	担当教員の指導下で，日本語を介さずに理解できる英文の水準を見つけることができる。
		4週	学習者毎に，実力に合ったリーディング教材を見つけるためのカウンセリング3	担当教員の指導下で，日本語を介さずに理解できる英文の水準を見つけることができる。
		5週	リーディング教材を用いた読解演習1	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		6週	リーディング教材を用いた読解演習2	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		7週	リーディング教材を用いた読解演習3	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		8週	リーディング教材を用いた読解演習4	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
	2ndQ
		9週	リーディング教材を用いた読解演習5	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		10週	リーディング教材を用いた読解演習6	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		11週	リーディング教材を用いた読解演習7	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		12週	リーディング教材を用いた読解演習8	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		13週	リーディング教材を用いた読解演習9	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		14週	リーディング教材を用いた読解演習10	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		15週	リーディング教材を用いた読解演習11	使用語彙水準の異なるリーディング教材の中から各受講者が選択した教材を，日本語を介さずに理解することができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，連続して40分以上読み続けることができる。 基本語300～400語水準（YL1.2）の英文を，毎分100 語以上で読み，概要を把握することができる。
		16週	期末試験	学んだ知識の確認ができる。

評価割合

	試験	課題	外部試験	合計
総合評価割合	40	30	30	100
基礎的能力	40	20	30	90
専門的能力	0	0	0	0
分野横断的能力	0	10	0	10