到達目標
1.農業における基礎知識(栽培、機械、経済)について学び、その概要について説明できる。
2.食品加工における基礎知識(加工技術、衛生管理、規格など)について学び、その概要について説明できる。
3.医療・福祉について学びその概要について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1
| 農業における基礎知識(栽培、機械、経済)について学び、その概要について体系立てて説明できる | 農業における基礎知識(栽培、機械、経済)について学び、その概要について説明できる。 | 農業における基礎知識(栽培、機械、経済)についてその概要について説明できない。 |
評価項目2
| 食品加工における基礎知識(加工技術、衛生管理、規格など)について学び、その概要について体系立てて説明できる。 | 食品加工における基礎知識(加工技術、衛生管理、規格など)について学び、その概要について説明できる。 | 食品加工における基礎知識(加工技術、衛生管理、規格など)についてその概要について説明できない。 |
評価項目3
| 医療・福祉における基礎知識について学び、使用目的や原理、特徴を体系立てて説明できる。 | 医療・福祉における基礎知識について学び、使用目的や原理、特徴を説明できる。 | 医療・福祉における基礎知識について使用目的や原理、特徴を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE B-1
説明
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JABEE B-2
説明
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教育方法等
概要:
農業・食品製造分野および医療・福祉分野に、工学系科学分野(機械・電気・情報・制御・化学・バイオ)を活用し、イノベーションにつなげるための導入科目である。そこで、(1)農業分野に関しては、農作物を栽培するための基礎知識、(2)食品製造分野に関しては、食品製造の基礎知識、(3)経営分野に関しては、農業・食品業界の経営の基礎知識、(4)医療・福祉分野に関してはユニバーサルデザインや医療機器の概要について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講師としては,旭川高専の教員が中心となって進めるが、他機関からの講師も招聘して、複合融合分野でのイノベーションにつなげるための食品農業・医療福祉に関する基礎知識について講義を行う。
注意点:
本講義は“北海道ベースドラーニングプログラム”の中の1科目として位置付けられており,別に示す専門科目(6科目/本校ホームページ参照)の他に、本講義を含む6科目を習得することで,プログラム修了となる。
中間・期末試験は実施せず、主に小テストやレポート課題等で評価を行う。よって,欠席・遅刻すること無く授業に参加すること。
“北海道ベースドラーニングプログラム”にて開講される「食農・医福演習」や「北海道ベースドラーニングⅠ」の内容により、一部授業時間を変更して実施されることがある。
授業計画の内容および実施時期については,非常勤講師の手配などの関係から、一部変更することがある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の進め方を把握し、地域の課題解決に自分の専門分野が生かせることを理解できる。
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2週 |
農作物栽培の基礎1 |
作物栽培の基礎について説明することができる。
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3週 |
農作物栽培の基礎2 |
代表的な作物の栽培方法および代表的な農業機械について説明することができる。
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4週 |
土壌と肥料 |
農業における土壌の性質、ならびに、肥料による土壌の改質について理解することができる。
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5週 |
食品加工の基礎 |
・農産物の成分,農産物の変敗とを理解し,それらの概略を説明することができる。 ・代表的な食品の加工技術・製造工程を理解し,それらの概略を説明することができる。
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6週 |
食品加工工場における品質管理とPDCAマネジメント |
・食中毒とその対策技術を理解でき,それらの概略を説明することができる。 ・HACCP,ISO 22000について理解でき,それらの概略を説明することができる。 ・PDCAマネジメントについて理解し、説明することができる。
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7週 |
PBL演習 |
PBLが行われている現場・プロジェクトに参加・体験することで、PBLの進め方を理解することができる。
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8週 |
畜産の基礎 |
畜産の方法と現状について理解することができる。
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2ndQ |
9週 |
医療用機器総論 |
医療現場で使用される様々な医用機器についての使用目的を理解することができる。
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10週 |
医療用工学基礎 |
医用電子工学の基礎について学び、センサーや回路の仕組みについて理解することができる。
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11週 |
ユニバーサルデザイン |
ユニバーサルデザインについて理解し、これからのものづくりに活用することができる。
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12週 |
北海道の農業・食品加工の特徴 |
北海道の農業と食品加工業の特徴と課題を説明することができる。
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13週 |
生体物質の測定法 |
生体物質の諸特性を理解し、それらの測定原理を理解することができる。
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14週 |
農業見学1 |
農業体験を通して、作物の栽培・管理・収穫を学ぶ。また、いろいろな農耕器具・機械を見学し、それらの特徴・課題についても理解する。
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15週 |
農業見学2 |
農業体験を通して、作物の栽培・管理・収穫を学ぶ。また、いろいろな農耕器具・機械を見学し、それらの特徴・課題についても理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 40 | 40 |
専門的能力 | 0 | 30 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 30 | 30 |