企業実習

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 企業実習
科目番号 0116 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 なし(各受入先での資料等を補助教材とする)
担当教員 千葉 誠

到達目標

1.企業等における技術者の実務・社会的責任を理解できる。
2.コミュニケーション能力等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。
3.高専で学んでいる知識・教養が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。
4.技術者として技術と自らの現状及び将来のあるべき姿を認識し、将来にわたって学習することの意義を理解し、自らのキャリアを計画し、それに向かって継続的な努力ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (B-2、D-1、E-3)企業等における技術者の実務・社会的責任を正確に理解できる。企業等における技術者の実務・社会的責任をほぼ正確に理解できる。企業等における技術者の実務・社会的責任を理解できない。
評価項目2 (B-2、D-1、E-3)コミュニケーション能力等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を正確に理解することができる。コミュニケーション能力等の「技術者が備えるべき能力」の必要性をほぼ正確に理解することができる。コミュニケーション能力等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解することができない。
評価項目3 (B-2、D-1、E-3)高専で学んでいる知識・教養が、企業等でどのように活用・応用されているかを正確に理解できる。高専で学んでいる知識・教養が、企業等でどのように活用・応用されているかをほぼ正確に理解できる。高専で学んでいる知識・教養が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できない。
評価項目4 (B-2、D-1、E-3)技術者として技術と自らの現状及び将来のあるべき姿を認識し、将来にわたって学習することの意義を理解し、自らのキャリアを計画し、それに向かって継続的な努力ができる。技術者として技術と自らの現状及び将来のあるべき姿を認識し、将来にわたって学習することの意義を理解し、自らのキャリアを計画し、それに向かって継続的な努力がほぼできる。技術者として技術と自らの現状及び将来のあるべき姿を認識し、将来にわたって学習することの意義を理解し、自らのキャリアを計画し、それに向かって継続的な努力ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 物質化学工学科の教育目標 ② 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ② 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる
JABEE D-1 説明 閉じる
JABEE E-3 説明 閉じる
JABEE基準 (a) 説明 閉じる
JABEE基準 (d) 説明 閉じる
JABEE基準 (h) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
これまでに習得した知識や技術が企業等の現場でどのように活かされているか、将来職業人となるためにこれから身につけるべきことは何か、といった問題意識を持って実務訓練を行う。
授業の進め方・方法:
夏季休業期間中に実習企業等で5日間以上実施するが、それまでに実習先の決定、内容の決定を行う。実施後は実習報告書等を作成し、実習を振り返る。
注意点:
企業実習の趣旨・目的を十分に理解し、受入企業等の事業内容を事前に承知しておくこと。企業実習は受入企業等の多くの人たちの協力によって実現できることを肝に銘じ、実習生としての責任を十分自覚し、その言動に責任を持つとともに礼節を守ること。
教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合は、B-2(10%)、 D-1(20%)、E-3(70%)とする。
評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること、教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
評価項目と評価対象の詳細については,ガイダンスで周知する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習企業等の決定 受入先一覧の中から候補を選び、担当教員による調整を通して、実習企業等を決定できる。
2週 実習テーマ・内容の決定 担当教員や受入先担当者による指導を通して、実習で取り組むテーマや内容を理解できる。
3週 企業実習期間中 就業規則等を順守し、受入先担当者の指示に従いながら、真摯に実習に取り組むことができる。
4週 実習報告書等の作成 実習終了後、受入先へ礼状を書き、担当教員へ実習報告書を提出することができる。
5週 (企業実習証明書の受理) (受入先担当者から、当該学生の企業実習証明書を提出していただく。)
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化インターンシップインターンシップ企業等における技術者の実務を理解できる。4前2,前3
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。4前3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。4前3
企業における社会的責任を理解できる。4前2,前3
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。4前3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。4前3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。4前3
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。4前3
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。4前3,前4
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。4前3
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。4前3
共同教育共同教育クライアント(企業及び社会)の要求に適合するシステムやプロセスを開発することができる。4前3
企画立案から実行するまでのプロセスを持続可能性の実現性を配慮して実行することができる。4前3
品質、コスト、効率、スピード、納期などに対する視点を持つことができる。4前3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識・教養が、企業及び社会でどのように活用されているかを理解し、技術・応用サービスの実施ができる。4前3,前4
地域や企業の現実の問題を踏まえ、その課題を明確化し、解決することができる。4前3,前4
問題解決のために、最適なチームワーク力、リーダーシップ力、マネジメント力などを身に付けることができる。4前3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などの必要性を理解できる。4前3
技術者として、生きる喜びや誇りを実感し、知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践創造的な活動を楽しむことを理解できる。4前3
技術者として、社会に対して有益な価値を提供するために存在し、社会の期待に十分応えられてこそ、存在の価値のあることを理解できる。4前3
企業人としても成長していく自分を意識し、継続的な自己研さんや学習が必要であることを理解できる。4前3

評価割合

受入先評価レポート合計
総合評価割合4060100
基礎的能力000
専門的能力305080
分野横断的能力101020