概要:
様々なジャンルの英語に触れる中で「読む・書く・聞く・話す」のすべての技能を伸長し、英語で情報を得たり伝えたりする上で必要となる基本的な能力を養成する。特にオーラル・コミュニケーションを円滑に図る上で不可欠となる音声面の活動を重視するとともに、異文化に対する理解を深め、世界的な視野に立って物事を考える姿勢を身に付けることを目標とする。
授業の進め方・方法:
多岐にわたる題材を読むことで、速く、深く、そして正確なリーディング能力を養成する。また音声面も重視し、フレーズ・リーディング時は、声に出して英語を読むことにより、チャンク(意味の塊)、英語特有の音声変化の理解を図る。授業はできるだけ英語を用いて進め、コミュニケーションの道具としての英語運用能力を高めることを目標とする。プレゼンテーション学習では、英語プレゼンテーションの基本的な構成を学び、自分の考えなどをまとめて発表するほか、グループでの発表も行う。具体的には、自分や身近なことについて、前もって準備すれば毎分100語程度の速度で約1分間の口頭説明ができることを目標とする。
注意点:
語学学習においては積極性と反復が必要であり、そのための努力を怠らずに、積極的に授業に参加することが重要である。
1年次で購入した『SEED 総合英語』も適宜参照しながら、文法事項と新出単語の予習・復習を欠かさないこと。毎回の授業に英和辞書を持参すること。
英検準2級に合格した場合、およびTOEIC400点以上を取得した場合には、学年末の成績に10点を上限に加点する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Orientation Lesson 2 Caffeine Introduction & Part 1 |
・授業の進め方、学習の仕方が分かる。 ・カフェインの日常的な使用と効果,文化の関わりを理解する。
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2週 |
Lesson 2 Caffeine Part 2 |
・カフェインによる健康被害の可能性について理解する。
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3週 |
Lesson 2 Caffeine Part 3 |
・カフェインの効果的な摂取量について理解する。
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4週 |
Lesson 2 Caffeine Part 4
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・カフェインの利点について理解する。
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5週 |
Lesson 2 Caffeine 章末問題 |
・カフェインの摂取に関する会話を聞く。 ・カフェインの摂取について書く。 ・カフェインの摂取について会話する。
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6週 |
Lesson 3 Blood Is Blood Introduction & Part 1
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・当時の黒人差別の実態を理解する。
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7週 |
Lesson 3 Blood Is Blood Part 2 次週、中間試験を実施する。 |
・ドルーが発見した輸血方法について理解する。
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8週 |
前期中間試験答案返却と解説 Lesson 3 Blood Is Blood Part 3 |
・前期中間試験において間違った問題の正答を求めることができる。 ・黒人差別と闘うドルーの主張を理解する。
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2ndQ |
9週 |
Lesson 3 Blood Is Blood Part 4 |
・活動を通じてドルーが証明したことを理解する。
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10週 |
Lesson 3 Blood Is Blood 章末問題 |
・献血に関する会話を聞く。 ・献血に対する意見を書く。 ・献血に関する意見交換をする。
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11週 |
Lesson 4 Biomimetics Introduction & Part 1 |
・バイオミメティクスとは何か理解する。
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12週 |
Lesson 4 Biomimetics Part 2 |
・新幹線に応用されたバイオミメティクスを理解する。
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13週 |
Lesson 4 Biomimetics Part 3 |
・注射針に応用されたバイオミメティクスを理解する。
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14週 |
Lesson 4 Biomimetics Part 4 |
・無生物によるバイオミメティクスの事例を理解する。
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15週 |
Lesson 4 Biomimetics 章末問題 |
・バイオミメティクスの事例に関する会話を聞く。 ・バイオミメティクスの事例について書く。 ・バイオミメティクスの事例について会話する。
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16週 |
期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
前期末試験答案返却と解説 英語プレゼンテーション学習①-1 |
・前期末試験において間違った問題の正答を求めることができる。 ・英語プレゼンテーションの基本的な方法を理解できる。
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2週 |
Lesson 5 Communication without Words Introduction, Part 1 & 2 |
・コミュニケーションの7割をボディー・ランゲージが占めることを理解する。 ・ボディー・ランゲージは国や文化によって違うことを理解する。
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3週 |
Lesson 5 Communication without Words Part 3 & 4 |
・海外の人と理解し合うためにはボディー・ランゲージを学ぶことが大切であると理解する。 ・誤解を防ぐためにも自身のボディー・ランゲージを知ることが大切であると理解する。
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4週 |
英語プレゼンテーション学習①-2 |
・与えられたテーマについて、簡単な英語プレゼンテーションができる。
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5週 |
Lesson 5 Communication without Words 章末問題 Lesson 8 introduction & Part 1 Global Water Crisis |
・コミュニケーションにおける目の役割について聞く。 ・会話中の視線のやり方について書く。 ・会話中の視線のやり方について意見交換する。 ・世界的な水不足が起きていることを理解する。
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6週 |
Lesson 8 Global Water Crisis Part 2 & 3 |
・人口増加や生活水準の向上,地球温暖化が水不足の要因となっていることを理解する。 ・日本も大きく関わる輸出と水不足の関係,仮想水について理解する。
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7週 |
Lesson 8 Global Water Crisis Part 4 & 章末問題 次週、中間試験を実施する。 |
・日本が取るべき水不足への対策について理解する。 ・節水に関する会話を聞く。 ・水を守るために何ができるか意見を書く。 ・水を守るために何ができるか意見交換をする。
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8週 |
後期中間試験答案返却と解説 英語プレゼンテーション学習②-1 |
・後期中間試験において間違った問題の正答を求めることができる。 ・与えられたテーマについて、グループで簡単なプレゼンテーションができる。
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4thQ |
9週 |
Lesson 9 Animal Math Introduction, Part 1 & 2 |
・動物には生来,数学的な能力が備わっていることを理解する。 ・イヌはボールまでの最短距離を計算できることが実験からわかったことを理解する。
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10週 |
Lesson 9 Animal Math Part 3 & 4 |
・霊長類は数の違いを理解していることが実験からわかったことを理解する。 ・動物は自然界で生き残るために数学を用いてきたことを理解する。
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11週 |
英語プレゼンテーション学習②-2 |
・与えられたテーマについて、グループで簡単なプレゼンテーションができる。
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12週 |
Lesson 9 Animal Math 章末問題 Lesson 10 The Poorest President in the World Introduction & Part 1 |
・動物の能力に関する会話を聞く。 ・動物の能力に関して書く。 ・動物の能力に関して会話する。 ・ウルグアイの元大統領ムヒカの質素な生活と彼が述べた貧しさの定義について理解する。
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13週 |
Lesson 10 The Poorest President in the World Part 2 & 3 |
・ムヒカが演説で指摘した,環境問題と消費社会の関わりについて理解する。 ・ムヒカが考える発展と幸福の関わりを理解する。
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14週 |
Lesson 10 The Poorest President in the World Part 4 |
・消費社会の実態とそれに関するムヒカの考えを理解する。
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15週 |
Lesson 10 The Poorest President in the World 章末問題 |
・ムヒカの考えに関する会話を聞く。 ・ムヒカの考えに対して意見を書く。 ・ムヒカの考えに関して意見交換をする。
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16週 |
学年末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 1 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 1 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 1 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |