到達目標
1. アイヌ文化の歴史、特質について理解できる
2. 北海道地域社会の成り立ちについて理解できる
3. 北海道を取り巻く国際環境の一端を理解できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(B-1) | アイヌ文化の歴史、特質について、
正しく理解することができる | アイヌ社会の歴史、特質に関する
事柄を知ることができる | アイヌ文化の歴史、特質についての
理解が不十分である |
評価項目2
(B-1) | 北海道地域社会の成り立ちについ
て、正しく理解することができる | 北海道地域史の成り立ちに関す
る事柄を知ることができる | 北海道地域史の成り立ちについて
の理解が不十分である |
評価項目3
(B-1, B-2) | 北海道を取り巻く国際環境につい
て、正しく理解することができる | 北海道を取り巻く国際環境に関す
る事柄について知ることができる | 北海道を取り巻く国際環境について
の理解が不十分である |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 一般人文科の教育目標 ③
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学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ①
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JABEE B-1
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JABEE B-2
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JABEE基準 a
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教育方法等
概要:
アイヌ民族の歴史は対外交流の歴史でもある。その文化の国際性は本州以南の文化のそれと匹敵する。そこで本講義はアイヌ民族の歴史と文化を紹介し、アイヌ民族を育んだ北海道の歴史風土の特質について理解することを目的とする。
授業の進め方・方法:
プリント、図録等を使い、アイヌ民族形成の経過と本州文化との関わり、アイヌ文化の特徴、アイヌ民族問題の現状などについて分かり易く説明する。
注意点:
北海道史についての概説書を一冊でも読んでおくことが望ましい。特にテキストは用いないので講義をきちんと聴き、ノートをしっかり取ること。試験は、中間・期末の2度行い、ノートやプリントから出題する。レポート課題はよく調べ、参考図書を明記して提出すること。
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合はB-1(70%)、B-2(30%)とする。
・総時間数45時間(自学自習15時間)
・自学自習時間(15時間)は、日常の授業(30時間)に対する予習復習、レポート課題の解答作成時間,試験のための学習時間を総合したものとする。
・評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること、教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
アイヌ民族問題の現状
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日本における先住民族問題、アイヌ文化振興法成立の経過について知ることができる。
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2週 |
北海道先住民族の歴史 (1)アイヌ文化の特徴
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アイヌ文化成立までの歴史的推移を、北海道住民の周辺地域との交流を中心に概観することができる。
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3週 |
北海道先住民族の歴史 (2)先住民族の歴史
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アイヌ文化成立までの歴史的推移を、北海道住民の周辺地域との交流を中心に概観することができる。
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4週 |
古代国家と蝦夷(1)
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当該期における「蝦夷」用語の意味と古代国家の蝦夷政策について理解することができる。
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5週 |
古代国家と蝦夷(2)
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当該期における「蝦夷」用語の意味と古代国家の蝦夷政策について理解することができる。
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6週 |
中世日本と蝦夷・蝦夷島(1)
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蝦夷島と周辺地域との住民による交易状況と、それが蝦夷島住民に与えた影響を理解することができる。
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7週 |
中世日本と蝦夷・蝦夷島(2) 次週、中間試験を実施する |
蝦夷島と周辺地域との住民による交易状況と、それが蝦夷島住民に与えた影響を理解することができる。
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8週 |
松前藩の成立とアイヌ社会(1) |
幕府外交体制の一環に組み込まれた松前藩の役割と、それによるアイヌ社会への影響について知ることができる。
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4thQ |
9週 |
松前藩の成立とアイヌ社会(2)
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幕府外交体制の一環に組み込まれた松前藩の役割と、それによるアイヌ社会への影響について知ることができる。
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10週 |
松前藩の成立とアイヌ社会(3)
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幕府外交体制の一環に組み込まれた松前藩の役割と、それによるアイヌ社会への影響について知ることができる。
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11週 |
蝦夷地政策の推移とアイヌ社会(1) |
北方問題をめぐる幕府・松前藩の蝦夷地対応のあり方と、それがアイヌ社会に与えた影響を知ることができる。
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12週 |
蝦夷地政策の推移とアイヌ社会(2)
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北方問題をめぐる幕府・松前藩の蝦夷地対応のあり方と、それがアイヌ社会に与えた影響を知ることができる。
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13週 |
蝦夷地政策の推移とアイヌ社会(3)
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北方問題をめぐる幕府・松前藩の蝦夷地対応のあり方と、それがアイヌ社会に与えた影響を知ることができる。
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14週 |
旭川とアイヌ民族問題(1)
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旭川村成立以降の行政とアイヌ民族との関わりについて知ることができる。
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15週 |
旭川とアイヌ民族問題(2)
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旭川村成立以降の行政とアイヌ民族との関わりについて知ることができる。
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16週 |
期末試験
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |