政治学

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 政治学
科目番号 0033 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 一般人文科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 特になし
担当教員 根本 聡

到達目標

1.北海道及び旭川の近代化の経過とその特質について理解できる
2.戦後日本の民主化確立の経過について理解することができる
3.日本国憲法成立の経過とその特質について理解することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (B-1, B-2, B-3)北海道及び旭川の近代化の経過とその特質について正しく理解できる北海道及び旭川の近代化の経過とその特質について理解できる北海道及び旭川の近代化の経過とその特質に関する理解が不十分
評価項目2 (B-1, B-2, B-3)戦後日本の民主化確立の経過について正しく理解することができる戦後日本の民主化確立の経過について理解することができる戦後日本の民主化確立の経過に関する理解が不十分
評価項目3 (B-1, B-2, B-3)日本国憲法成立の経過とその特質について正しく理解することができる 日本国憲法成立の経過とその特質について理解することができる 日本国憲法成立の経過とその特質に関する理解が不十分

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 一般人文科の教育目標 ③ 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ① 説明 閉じる
JABEE B-1 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる
JABEE B-3 説明 閉じる
JABEE基準 a 説明 閉じる
JABEE基準 b 説明 閉じる
JABEE基準 d 説明 閉じる

教育方法等

概要:
中央政府による蝦夷地・北海道政策と北海道及び旭川の歴史との関わりについて理解する。
授業の進め方・方法:
史料を読んで蝦夷地・北海道政策の具体的内容を知り、それに伴う北海道及び旭川の近代化の経過を理解するとともに、戦後日本の民主化の経過を主に日本国憲法の成立に焦点を当てて理解する。
注意点:
講義をよく聴き、不明な点は質問するなどして深く理解することに努めること。試験は主にノートから出題するので、ノートはしっかり取ること。レポート課題はよく調べ、参考文献を明記して提出すること。
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合はB-1(20%)、B-2(60%)、B-3(20%)とする。
・総時間数45時間(自学自習15時間)
・自学自習時間(15時間)は、日常の授業(30時間)に対する予習復習、レポート課題の解答作成時間,試験のための学習時間を総合したものとする。
・評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること、教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.近代日本社会の形成と北海道及び旭川
(1)江戸幕府と北海道
①松前藩の成立とアイヌ
松前藩の成立経過と松前藩のアイヌ対応について理解できる
2週 ②江戸幕府の蝦夷地政策の推移 江戸幕府の蝦夷地政策の推移について理解できる
3週 (2)明治国家と北海道
①北海道の成立と開拓政策
北海道の成立経過と開拓政策の内容について理解できる
4週 ②北海道庁の設置と北海道開発 北海道庁による北海道開発の内容について理解することができる
5週 (3)北海道開拓と上川地域
①「擁護之地」・離宮予定地としての上川地域
上川地域の歴史風土の特質について理解できる
6週 ②北海道庁による上川開発の推進 北海道庁が推進した上川開発の内容について理解できる
7週 中間試験
8週 (4)近代都市旭川の形成
①旭都の形成
旭川市成立の経過について理解することができる
2ndQ
9週 ②軍都の形成 軍隊と旭川市民との関わりについて理解することができる
10週 2.戦後民主政治の確立と日本国憲法の成立
(1)戦後の民主化政策
①日本政府の戦後対応
日本政府の戦後対応の特質について理解することができる
11週 ②GHQの民主化政策 GHQの民主化政策について理解することができる
12週 (2)日本国憲法の制定
①日本国憲法の成立経過
日本国憲法草案の成立経過について理解することができる
13週 ②帝国議会での審議経過 帝国議会での憲法草案の審議経過について理解することができる
14週 ③日本国憲法の特質 日本国憲法の持つ特質について理解することができる
15週 まとめ
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90100000100
基礎的能力90100000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000