科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生物
科目番号 0019 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般理数科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 改訂 生物基礎(第一学習社) / スクエア最新図説生物neo(第一学習社)
担当教員 吉田 雅紀

到達目標

1. 生物の特徴について説明できる。
2. バイオームの多様性と分布について説明できる。
3. 細胞の多様性とその構造にみられる共通性について説明できる。
4. 生態系とその保全について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生物の特徴について正しく説明できる。生物の特徴について説明できる。生物の特徴について説明できない。
評価項目2バイオームの多様性と分布について正しく説明できる。バイオームの多様性と分布について説明できる。バイオームの多様性と分布について説明できない。
評価項目3細胞の多様性とその構造にみられる共通性について正しく説明できる。細胞の多様性とその構造にみられる共通性について説明できる。細胞の多様性とその構造にみられる共通性について説明できない。
評価項目4生態系とその保全について正しく説明できる。生態系とその保全について説明できる。生態系とその保全について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 一般理数科の教育目標 ① 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義前半は、生物が共通して持つ性質の理解を通して、生命の誕生と多様化の歴史について学ぶ。さらに、バイオームの多様性と分布について植生を中心に学ぶ。後半は、細胞の多様性とその構造にみられる共通性、生態系の成り立ちやそのバランス、人間活動による影響と地球環境の保全について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義を中心に図説を参照しながら授業を進める。
注意点:
指示された課題にしっかりと取り組み、予習・復習によって個々の内容をしっかり理解する事が大切である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、生物の多様性と共通性について 生物について概要を把握する。生物の多様性と共通性について説明できる
2週 バイオームについて バイオームについて説明できる
3週 森林の階層構造について 森林の階層構造について説明できる
4週 草原、水辺の植生、一次遷移(乾性遷移)について 草原、水辺の植生、一次遷移(乾性遷移)について説明できる
5週 一次遷移(先駆植物、ギャップ更新、湿性遷移)、二次遷移、気候とバイオームについて 一次遷移(先駆植物、ギャップ更新、湿性遷移)、二次遷移、気候とバイオームについて説明できる
6週 世界のバイオームについて 世界のバイオームについて説明できる
7週 日本のバイオームについて
次週、中間試験を実施する
日本のバイオームについて説明できる
8週 これまでの復習 これまでの復習をし、理解を確かなものにする
2ndQ
9週 細胞の多様性、細胞の構造にみられる共通性について 細胞の多様性、細胞の構造にみられる共通性について説明できる
10週 生態系のなりたちについて 生態系のなりたちについて説明できる
11週 生態系内の物質循環とエネルギーの流れについて 生態系内の物質循環とエネルギーの流れについて説明できる
12週 生態系内の物質循環とエネルギーの流れについて 生態系内の物質循環とエネルギーの流れについて説明できる
13週 生態系のバランス、人間活動による影響について 生態系のバランス、人間活動による影響について説明できる
14週 水質汚染、外来生物について 水質汚染、外来生物について説明できる
15週 絶滅危惧種の問題、生態系の保全について
これまでの復習
絶滅危惧種の問題、生態系の保全について説明できる
これまでの復習をし、理解を確かなものにする
16週 期末試験 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス地球上の生物の多様性について説明できる。2
生物の共通性と進化の関係について説明できる。2
生物に共通する性質について説明できる。2
森林の階層構造を理解し、森林・草原・荒原の違いについて理解している。2
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。2
世界のバイオームとその分布について説明できる。2
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。2
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。2
生態ピラミッドについて説明できる。2
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。2
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。2
有害物質の生物濃縮について説明できる。2
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。2

評価割合

試験レポート・課題その他合計
総合評価割合80200100
基礎的能力8010090
専門的能力0000
分野横断的能力010010