体育Ⅲ

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 体育Ⅲ
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文理数総合科(人文系) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プリント・VTR 等
担当教員 小西 卓哉,阿羅 功也

到達目標

1. 互いに協力し合い、主体的に運動課題に取り組むことができる。
2. 自己の能力に応じて、運動における基本技術や応用的技能の習得や体力向上を目指すことができる。
3. 自己や周囲の安全に留意して活動することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1準備・活動の場面において、自己および仲間のとるべき行動を判断し、適切に働きかけながら、主体的に活動できる。準備・活動の場面において、自己のとるべき行動を判断し、仲間と協力しながら活動できる。準備・活動の場面において、自己のとるべき行動を判断できない。仲間との協力や活動への自主的な参加ができない。
評価項目2自己の能力を理解し、適切な運動技能、運動強度を判断し、応用的技能の習得や体力向上をはかることができる。教員が指示した運動課題に従い、運動の基本技術や体力を身につけることができる。教員の指示に従わず、運動の基本技術や体力を身につけることができない。
評価項目3自己や周囲の安全に留意しながら活動し、必要に応じて危険を回避する行動や、周囲への声かけができる。自己の安全に留意しながら活動し、必要に応じて危険を回避する行動を取ることができる。安全に留意しながら活動することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 人文理数総合科(人文系)の教育目標 ④ 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ④ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
さまざまなスポーツ種目の基本技術習得と経験を通して、生涯に渡って主体的に運動・スポーツ活動を実践する態度と能力を養成する。また合理的な運動学習によって社会性や公正な態度を身につけさせる。
授業の進め方・方法:
自分自身の体力レベルを確認した上で、各種目とも基本技術を習得しそれを簡易ゲームや正規のゲームで活用できるように練習方法等を工夫しながら授業を進める。
注意点:
授業に際しては、安全面への配慮から必ず運動に適した服装で参加をすること。怪我の防止のために装飾品は外すこと。
集団スポーツにおいては、チームワークの大切さを理解し、チームでの役割を考えチームプレーを心掛けて積極的に参加をすること。個人スポーツにおいては、勝利ばかりに固執するのではなく相手を尊敬し、認めたうえでゲーム運営ができること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 新体力診断テスト①
長座体前屈、反復横とび、
握力、上体起し、立ち幅跳び、20mシャトルラン
・自己の体力水準を知り、今後の体力づくりの目標を立てることができる。
2週 新体力診断テスト②
長座体前屈、反復横とび、
握力、上体起し、立ち幅跳び、20mシャトルラン
・自己の体力水準を知り、今後の体力づくりの目標を立てることができる。
3週 ガイダンス
選択1
グループごとに計画の実践①
・授業の心得がわかる。
・個人スポーツ・集団スポーツグループの選択
・グループごとに種目選択、計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
4週 グループごとに計画の実践② ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
5週 グループごとに計画の実践③ ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
6週 新体力診断テスト③
(2)50m走、ハンドボール投げ
・自己の体力水準を知り、今後の体力づくりの目標を立てることができる。
7週 選択2
グループごとに計画の実践①
・個人スポーツ・集団スポーツグループの選択
・グループごとに種目選択、計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
8週 グループごとに計画の実践② ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
2ndQ
9週 グループごとに計画の実践③ ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
10週 グループごとに計画の実践④ ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
11週 選択3
グループごとに計画の実践①
・個人スポーツ・集団スポーツグループの選択
・グループごとに種目選択、計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
12週 グループごとに計画の実践② ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
13週 グループごとに計画の実践③ ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
14週 グループごとに計画の実践④ ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
15週 グループごとに計画の実践⑤
・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
・選択3を振り返り、グループの課題、個人の課題を確認することができる。
16週
後期
3rdQ
1週 バドミントン①
基本技術の練習
(グリップ・リストワーク・各種ショット)
ミニゲーム
・バドミントンの技術的特性が理解できる。
・正しいラケットの握り方や構えを理解できる。
・基本的なルールを理解し、相互審判をし、ゲームを進めることができる。
2週 バドミントン②
基本技術の練習
(各種ショット・サービス)
ミニゲーム
・各種ショットやサービスを正しいフォームで打つことができる。
3週 バドミントン③
基本技術の練習
(各種ショット・サービス)
ミニゲーム
・各種ショットやサービスを正しいフォームで打つことができる。
4週 バドミントン④
基本技術の練習
(各種ショット・サービス)
ミニゲーム
・各種ショットやサービスを正しいフォームで打つことができる。
5週 バドミントン⑤
フォーメーションの練習
ミニゲーム
・ダブルスにおけるフォーメーションがわかる。
・フォーメーションを考えながらゲームを行うことができる。
6週 バドミントン⑥
実技テスト・リーグ戦
・これまでに学んだ知識・技能を生かして、安全・公正にリーグ戦を行うことができる。
7週 バスケットボール①
基本技術の練習
(各種パス・ドリブル・シュート)
ミニゲーム
・バスケットボールの技術的特性が理解できる。
・2年生で習得した技術を基に、より正確に安定して行うことができる。
・基本的なルールを理解し、相互審判をし、ゲームを進めることができる。
・安全に配慮したゲーム運営・進行をすることができる。
8週 バスケットボール②
基本技術の練習
(各種パス・ドリブル・シュート)
ミニゲーム
・2年生で習得した技術を基に、より正確に安定して行うことができる。
4thQ
9週 バスケットボール③
基本技術の練習
(スクエアパス、3メン等)
ミニゲーム
・各種の技術が、動きの中でも正確に行うことができる。
10週 バスケットボール④
実戦プレーの基礎練習
(2対2、3対2、3対3等)
ミニゲーム
・仲間と連携し、相手の動きに応じたプレーを身につけることができる。
11週 バスケットボール⑤
戦術を工夫した実践練習
ミニゲーム
・各ポジションの役割がわかる。
・対戦相手に応じて、デイフェンス形態や オフェンスポジションを工夫してゲームをすることができる。
12週 バスケットボール⑥
実技テスト・リーグ戦
・これまでに学んだ知識・技能を生かして、安全・公正に実技テストやリーグ戦を行うことができる。
13週 競技選択 ガイダンス
グループごとに計画の実践①
・授業の心得がわかる。
・個人スポーツ・集団スポーツグループの選択
・グループごとに種目選択、計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
14週 グループごとに計画の実践②
・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
15週 グループごとに計画の実践③ ・グループごとに計画立案ができる。
・それぞれのレベルに合わせた練習方法を工夫することができる。
・ルール等を工夫し全員が楽しめる試合を進めることができる。
・ケガの防止等安全に配慮することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。2
合意形成のために会話を成立させることができる。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。2
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。2
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。2
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2

評価割合

ゲーム・試合評価実技テスト等レポート口頭発表ポートフォリオその他合計
総合評価割合502030000100
基礎的能力020000020
専門的能力0000000
分野横断的能力5003000080