英語ⅣA

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語ⅣA
科目番号 0033 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 人文理数総合科(人文系) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 教科書:Science at Hand(宮本惠子著、金星堂)教材:ALC NetAcademy NEXT
担当教員 濱田 良樹

到達目標

1. 科学技術分野について書かれた英文をさまざまな文章理解の方法を用いて素早く読み取り、概要を把握できる。
2. 科学技術分野について英語で述べられた内容を理解し、自らも英語を用いて意見を述べたり情報を伝えることができる。
3. 中学既習および高等学校学習指導要領に示されているレベルの語を、日本語での意味および英語での定義で理解できる。
4. TOEIC中級レベルの語彙を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1科学技術分野について書かれた英文をさまざまな文章理解の方法を用いて素早く読み取り、概要を把握することができる。科学技術分野について書かれた英文をいくつかの文章理解の方法を用いて読み取り、ある程度概要を把握することができる。科学技術分野について書かれた英文の読み取りや概要把握ができない。
評価項目2科学技術分野について英語で述べられた内容を理解し、自らも英語を用いて意見を述べたり情報を伝えることができる。科学技術分野について英語で述べられた内容をおおむね理解し、自らも英語を用いてある程度意見を述べたり情報を伝えることができる。科学技術分野について英語で述べられた内容を理解できず、自ら英語を用いて意見を述べたり情報を伝えることができない。
評価項目3中学既習および高等学校学習指導要領で示されているレベルの語を、日本語での意味および英語での定義で十分に理解することができる。中学既習および高等学校学習指導要領で示されているレベルの語を、日本語での意味および英語での定義でおおむね理解することができる。中学既習および高等学校学習指導要領で示されているレベルの語を、日本語での意味および英語での定義で理解することができない。
評価項目4TOEIC中級レベルの語彙を十分に習得できる。TOEIC中級レベルの語彙をおおむね習得できる。TOEIC中級レベルの語彙を習得できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 人文理数総合科(人文系)の教育目標 ① 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
科学技術分野について書かれた400~500語程度の英文を読み、大意と必要な情報を素早く把握できるようにする。また、必要な情報や自分の考えを英語で表現できるようにする。そのためには、中学既習および高等学校学習指導要領に示されているレベルの基本的な語については英語による定義での理解も深め、加えて科学技術分野で必要となる語彙、文法事項、構文を習得する。さらに、e-LearningシステムALC NetAcademy NEXTを活用して、TOEIC中級レベルの語彙習得を目指す(詳細は別途指示する)。
授業の進め方・方法:
科学技術に関するテキストの講読と演習を通して、 専門分野に関する英語力を養成することを目指す。授業内で扱う重要表現や各ユニットのトピックに関連する資料などをもとに、自己表現活動を適宜行う。また、語彙増強のために、教科書で扱う語については随時小テストを実施する。また、『ALC NetAcademy NEXT』を利用したe-Learningによる学習も取り入れ、確認テストを実施する。
注意点:
・総時間数90時間(自学自習60時間)
・自学自習時間(60時間)は、日常の授業(30時間)に対する予習復習、課題の解答作成時間、小テストや定期試験のための学習時間、『ALC NetAcademy NEXT』を利用したe-Learningによる学習時間を総合したものとする。
・評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが認められる。
・開講期に英検準2級に合格した場合、およびTOEIC で400 点以上を取得した場合には、当該期の成績において10 点を上限に加点する。また既に400点以上による加点を受けている場合は、開講期に50点以上の得点の伸びがあった場合に限り、10点を上限に加点する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
・学習の仕方、授業の進み方がわかる。
2週 Unit 1 Flowers Sweeten Up When They Sense Bees Buzzing ・さまざまな文章理解の方法を用いて、花とミツバチの羽音の関係に関する英文の理解を深める。
3週 Unit 1 Flowers Sweeten Up When They Sense Bees Buzzing ・Unit1の重要な単語/表現を理解する。
4週 Unit 1 Flowers Sweeten Up When They Sense Bees Buzzing ・本文の概要を復習し、英文で使用された重要語(句)、文法を定着させることができる。
5週 特殊講義 英語を読む ・(講義全体に通じる)実践的な英語の読解方法を理解する。
6週 特殊講義 英語を使う ・(講義全体に通じる)実践的な英語による表現方法を理解する。
7週 小テスト ・ ここまでの記憶を定着させる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 答案返却
Unit 2 Sorry, the Mona Lisa Is Not Looking at You
・さまざまな文章理解の方法を用いて、モナリザ効果に関する英文の理解を深める。
10週 Unit 2 Sorry, the Mona Lisa Is Not Looking at You ・本文の概要を復習し、英文で使用された重要語(句)、文法を定着させることができる。
11週 Unit 2 Sorry, the Mona Lisa Is Not Looking at You ・Unit2の重要な単語/表現を理解する。
12週 Unit 3 Nearly One-Third of Americans Sleep Fewer Than Six Hours Per Night ・さまざまな文章理解の方法を用いて、睡眠と健康に関する英文の理解を深める。
13週 Unit 3 Nearly One-Third of Americans Sleep Fewer Than Six Hours Per Night ・本文の概要を復習し、英文で使用された重要語(句)、文法を定着させることができる。
14週 Unit 3 Nearly One-Third of Americans Sleep Fewer Than Six Hours Per Night ・Unit3の重要な単語/表現を理解する。
15週 小テスト ・ここまでの記憶を定着させる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験小テストEラーニング合計
総合評価割合551035100
基礎的能力551035100
専門的能力0000
分野横断的能力0000