1. 科学技術に関するさまざまな英文を読み、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性を持って情報を理解し、考えを伝える。
2. 科学技術に関する語彙や表現を、日本語での意味に加え英語による定義で概念的にも習得する。
3. 効果的な説明方法や手段を用い、相手の意見を聞いたり自分の意見を伝え、円滑な英語コミュニケーションを図る。
概要:
科学技術に関する英文を読み進めながら、大意と必要な情報を把握していく習慣を身につけると同時に、英語の運用能力全般の向上を図る。
授業の進め方・方法:
ロボット技術、認知心理学、顔認証技術、生態学、資源の再利用など幅広い分野の英文を読み、語彙、読解能力とリスニング能力の向上を図る。また、効果的な説明方法や手段を用いて円滑なコミュニケーション・スキルを身に付けることを目指す。
注意点:
・円滑なコミュニケーション・スキルを身に付けるには、授業で扱う当該の英文を理解するだけではなくそれに関連する幅広い知識が役立つ。日頃から世界情勢に関心を持ち、英語でのニュース記事などに触れるよう努めること。
・開講期にTOEIC400 点以上を取得した場合、当該期の成績において10 点を上限に加点する。また既に400点による加点を受けている場合は、開講期に50 点以上の得点の伸びがあった場合に限り、10 点を上限に加点する。
・総時間数45時間(自学自習30時間)
・自学自習時間(30時間)は、日常の授業(15時間)に対する予習復習、レポート課題の解答作成時間、試験のための学習時間を総合したものとする。
・評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが認められる。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション Unit 11 "This Remote Control Vest Trains Rescue Dogs Using Flashlights" |
・学習の仕方、授業の進み方がわかる。 ・救助犬に装着するサイバースーツについての文章を読み、内容を理解することができる。
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2週 |
Unit 11 "This Remote Control Vest Trains Rescue Dogs Using Flashlights" |
・救助犬に装着するサイバースーツについての文章を読み、内容を理解することができる。 ・Unit 11の練習問題に取り組み、本文の概要や学習した語彙・文法事項・重要表現を復習することができる。
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3週 |
Unit 11 "This Remote Control Vest Trains Rescue Dogs Using Flashlights" |
・災害時にロボットを取り入れることの長所と短所を考え、英語で意見を述べることができる。
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4週 |
Unit 12 "Sans Forgetica Is the Typeface You Won't Forget" |
・記憶を強化するフォントSans Forgeticaについての文章を読み、内容を理解することができる。
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5週 |
Unit 12 "Sans Forgetica Is the Typeface You Won't Forget" |
・記憶を強化するフォントSans Forgeticaについての文章を読み、内容を理解することができる。 ・Unit 12の練習問題に取り組み、本文の概要や学習した語彙・文法事項・重要表現を復習することができる。
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6週 |
Unit 12 "Sans Forgetica Is the Typeface You Won't Forget" |
・Sans Forgetica と学習効果の関係について、英語で意見を述べることができる
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7週 |
Unit 13 "How Fish Firm Can Use Facial Recognition to Survey Sick Salmon" 次週、中間試験を実施する。 |
・顔認証による養殖サケの健康管理技術についての文章を読み、内容を理解することができる。
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8週 |
中間試験答案返却、解答解説 Unit 13 "How Fish Firm Can Use Facial Recognition to Survey Sick Salmon" |
・顔認証による養殖サケの健康管理技術についての文章を読み、内容を理解することができる。 ・Unit 13の練習問題に取り組み、本文の概要や学習した語彙・文法事項・重要表現を復習することができる。
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2ndQ |
9週 |
Unit 13 "How Fish Firm Can Use Facial Recognition to Survey Sick Salmon" |
・顔認証の応用可能性について、英語で考えを述べることができる。
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10週 |
Unit 14 "Whales Change Their Tune Every Few Years" |
・ザトウクジラが発する音についての文章を読み、内容を理解することができる。
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11週 |
Unit 14 "Whales Change Their Tune Every Few Years" |
・ザトウクジラが発する音についての文章を読み、内容を理解することができる。 ・Unit 14の練習問題に取り組み、本文の概要や学習した語彙・文法事項・重要表現を復習することができる。
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12週 |
Unit 14 "Whales Change Their Tune Every Few Years" |
・クジラやその他の動物が持つコミュニケーション能力について、英語で意見を述べることができる。
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13週 |
Unit15 "Your Chirstmas Tree May Be Turned Into Mouthwash One Day" |
・クリスマスツリーの新しい利用法についての文章を読み、内容を理解することができる。
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14週 |
Unit15 "Your Chirstmas Tree May Be Turned Into Mouthwash One Day" |
・クリスマスツリーの新しい利用法についての文章を読み、内容を理解することができる。 ・Unit 15の練習問題に取り組み、本文の概要や学習した語彙・文法事項・重要表現を復習することができる。
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15週 |
Unit15 "Your Chirstmas Tree May Be Turned Into Mouthwash One Day" |
・クリスマスツリーのリサイクルの意義について英語で説明できる。 ・環境保護の観点から「持続可能性(サステイナビリティ)」の重要性を理解することができる。
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16週 |
期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |