概要:
確率・統計に関する基礎的な事柄を扱う。
・はじめに、確率を求める上で必要となる「場合の数」について扱う。
・「確率」に関しては、基本性質を学んだ後に、独立試行、反復試行の確率、条件付き確率を扱う。
・「統計」の初歩としてデータの整理を扱う。1次元のデータについて、平均値・中央値、分散・標準偏差などを扱う。2次元のデータについては相関関係を扱う。
授業の進め方・方法:
場合の数に関する概念および用語を説明し、なるべく多くの問題演習を通して定着を図る。
確率・統計に関する概念および用語を説明し、なるべく多くの問題演習を通して定着を図る。
評価方法は定期試験を60%、平常点(課題・レポート)を40%として評価する。
注意点:
新たな概念に対する理解を深め、基本的技能の定着を図るよう努めることが大切である。疑問点は授業の中で解決するように努めると共に、授業以外での問題演習を数多くこなすようにする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
「新版基礎数学」 8章 集合・場合の数・命題 2節 場合の数・順列・組合せ 場合の数
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積の法則と和の法則を利用して、場合の数を求めることができる。
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2週 |
順列 |
順列および階乗の意味を理解し、計算ができる。
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3週 |
組合せ
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組合せの意味を理解し、計算ができる。
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4週 |
二項定理 |
二項定理について理解し、これを用いた計算ができる。
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5週 |
1章 確率 1節 確率とその基本性質 事象と確率 |
事象の確率の定義により確率を求めることができる。
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6週 |
確率の基本性質 |
和事象・積事象・排反事象とそれらの確率を理解し、計算ができる。
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7週 |
2節 いろいろな確率の計算 独立試行とその確率 反復試行とその確率 |
独立な試行の確率、反復試行の確率を求めることができる。
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8週 |
条件付確率 |
条件付確率の定義を理解し、確率の乗法定理を用いた計算できる。
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2ndQ |
9週 |
いろいろな確率 |
いろいろな事象の確率を求めることができる。
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10週 |
演習 |
様々な場合の数および事象の確率を求める演習を行う。
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11週 |
2章 データの整理 1節 1次元のデータ データの整理、代表値 |
1次元のデータを整理して表や図にすることができる。相対度数、累積度数を理解し,平均値,中央値,最頻値を求めることができる。
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12週 |
分散と標準偏差 |
1次元のデータの分散および標準偏差を求めることができる。
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13週 |
2節 2次元のデータ 散布図と相関係数
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2次元のデータの散布図を作成し、相関係数を求めることができる。
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14週 |
回帰直線 |
2次元のデータの回帰直線を求めることができる。
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15週 |
演習 |
データの整理に関する演習を行う。
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16週 |
期末試験
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 等差数列・等比数列の一般項やその和を求めることができる。 | 3 | |
総和記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる。 | 3 | |
無限等比級数等の簡単な級数の収束・発散を調べ、その和を求めることができる。 | 3 | |
簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。 | 3 | |
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。 | 3 | |
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。 | 3 | |
合成関数の導関数を求めることができる。 | 3 | |
三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。 | 3 | |
逆三角関数を理解し、逆三角関数の導関数を求めることができる。 | 3 | |
関数の増減表を書いて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。 | 3 | |
極値を利用して、関数の最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | |
簡単な場合について、関数の接線の方程式を求めることができる。 | 3 | |
2次の導関数を利用して、グラフの凹凸を調べることができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |