科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 生物
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文理数総合科(理数系) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 改訂 生物基礎(第一学習社) / スクエア最新図説生物neo(第一学習社)、標準セミナー生物基礎(第一学習社)、プリント
担当教員 高田 秀康

到達目標

1. 生物の多様性と共通性、細胞の構造にみられる共通性、細胞内共生説について説明できる。
2. バイオームの多様性と分布について説明できる。
3. 遺伝子の本体の構造、遺伝情報の複製と分配について説明できる。
4. 生態系とその保全について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生物の多様性と共通性、細胞の構造にみられる共通性、細胞内共生説について正しく説明できる。生物の多様性と共通性、細胞の構造にみられる共通性、細胞内共生説について説明できる。生物の多様性と共通性、細胞の構造にみられる共通性、細胞内共生説について説明できない。
評価項目2バイオームの多様性と分布について正しく説明できる。バイオームの多様性と分布について説明できる。バイオームの多様性と分布について説明できない。
評価項目3遺伝子の本体の構造、遺伝情報の複製と分配にみられる共通性について正しく説明できる。遺伝子の本体の構造、遺伝情報の複製と分配にみられる共通性について説明できる。遺伝子の本体の構造、遺伝情報の複製と分配にみられる共通性について説明できない。
評価項目4生態系とその保全について正しく説明できる。生態系とその保全について説明できる。生態系とその保全について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義前半は、生物が共通して持つ性質の理解を通して、生命の誕生と多様化の歴史について学ぶ。さらに、バイオームの多様性と分布について植生を中心に学ぶ。後半は、遺伝子の本体の構造、遺伝情報の複製と分配、生態系の成り立ちやそのバランス、人間活動による影響と地球環境の保全について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義を中心に図説を参照しながら授業を進める。
注意点:
指示された課題にしっかりと取り組み、予習・復習によって個々の内容をしっかり理解する事が大切である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、生物の多様性と共通性について 生物について概要を把握する。生物の多様性と共通性について説明できる
2週 細胞の構造にみられる共通性の概要について 細胞の構造にみられる共通性の概要について説明できる
3週 細胞の構造にみられる共通性の詳細、細胞内共生説について 細胞の構造にみられる共通性の詳細、細胞内共生説について説明できる
4週 植生の概要について 植生の概要について説明できる
5週 植生の遷移について 植生の遷移について説明できる
6週 世界のバイオームについて 世界のバイオームについて説明できる
7週 日本のバイオームについて
次週、中間試験を実施する
日本のバイオームについて説明できる
8週 これまでの復習 これまでの復習をし、理解を確かなものにする
2ndQ
9週 遺伝子の本体の構造について 遺伝子の本体の構造について説明できる
10週 遺伝情報の複製と分配について 遺伝情報の複製と分配について説明できる
11週 生態系のなりたちについて 生態系のなりたちについて説明できる
12週 生態系内の物質循環とエネルギーの流れについて 生態系内の物質循環とエネルギーの流れについて説明できる
13週 生態系のバランス、人間活動による影響について 生態系のバランス、人間活動による影響について説明できる
14週 水質汚染、外来生物について 水質汚染、外来生物について説明できる
15週 絶滅危惧種の問題、生態系の保全について
これまでの復習
絶滅危惧種の問題、生態系の保全について説明できる
これまでの復習をし、理解を確かなものにする
16週 期末試験 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学等差数列・等比数列の一般項やその和を求めることができる。3
総和記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる。3
無限等比級数等の簡単な級数の収束・発散を調べ、その和を求めることができる。3
簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。3
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。3
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。3
合成関数の導関数を求めることができる。3
三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。3
逆三角関数を理解し、逆三角関数の導関数を求めることができる。3
関数の増減表を書いて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。3
極値を利用して、関数の最大値・最小値を求めることができる。3
簡単な場合について、関数の接線の方程式を求めることができる。3
2次の導関数を利用して、グラフの凹凸を調べることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。2
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。2
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。2

評価割合

試験レポート・課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000