英語総合演習A

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語総合演習A
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Leonid Yoffe, Atsuko Nishimura, Fumiko Okudaira, Mai Satake, Akira Morita 著、Message Delivered: Paragraph Writing and Presentation (成美堂)
担当教員 本荘 忠大

到達目標

1. パラグラフの特徴を理解し、場面や目的に応じて、語彙や表現を習得し、適切に使用することができる。
2. 与えられたテーマに基づいて、200語程度の論理的でまとまりのあるパラグラフを書くことができる。
3. グループで考えたテーマについて、協力し合いながら原稿と資料を作成し、プレゼンテーションを行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1パラグラフの特徴を理解し、場面や目的に応じて、語彙や表現を習得し、適切に使用することができる。パラグラフの特徴を理解し、場面や目的に応じて、語彙や表現を習得し、ある程度適切に表現することができる。パラグラフの特徴を理解し、場面や目的に応じて、語彙や表現を習得し、適切に使用することができない。
評価項目2与えられたテーマに基づいて、200語程度の論理的でまとまりのあるパラグラフを書くことができる。与えられたテーマに基づいて、200語程度のある程度論理的でまとまりのあるパラグラフを書くことができる。与えられたテーマに基づいて、200語程度の論理的でまとまりのあるパラグラフを書くことができない。
評価項目3グループで考えたテーマについて、協力し合いながら原稿と資料を作成し、プレゼンテーションを行うことができる。グループで考えたテーマについて、協力し合いながら原稿と資料を作成し、ある程度のプレゼンテーションを行うことができる。グループで考えたテーマについて、協力し合いながら原稿と資料を作成し、プレゼンテーションを行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (生産システム工学専攻の教育目標) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (専攻科の教育目標) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
パラグラフの基本である構造や使用するべき表現などを理解し、場面や目的に応じて正しく使えるように身につける。また個人のみならずグループでまとめた意見を、プレゼンテーションのかたちで的確に伝えることができるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
パラグラフの論理構成や展開方法を確認しながら、適切な語彙、表現を用いてパラグラフが書けるようになることを目指す。また自分の意見やグループでまとめた成果をプレゼンテーションのかたちで発表できるようになることも目指す。そのために積極的に授業に参加し、グループワークにも真面目に取り組むことが求められる。
注意点:
・自学自習時間(60時間)は,日常の授業(30時間)に際しての予習復習の時間,課題に取り組む時間,定期試験の準備のための学習時間,プレゼンテーションの準備に充てる時間を合わせたものとする。
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる.その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが求められる。
・本科目開講期にTOEIC400点以上を取得した場合には、10点を上限に最終成績に加点する。すでに400点以上を取得している学生は、当該期に50点以上の得点の伸びがあった場合に、10点を上限に加点する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
Unit 1
Paragraphの構造
・授業の進め方、学習の仕方がわかる。
・パラグラフの基本的な構造が理解できる。
2週 Unit 2
Topic Sentenceとは
Unit 3
Supporting Sentence とは
・Topic Sentenceの特徴、現在形の用法について理解できる。
・Topic Sentenceに続くSupporting Sentenceの特徴、過去形の用法について理解できる。
3週 Unit 3
Supporting Sentence とは
Unit 4
Concluding Sentence とは
・Topic Sentenceに続くSupporting Sentenceの特徴、過去形の用法について理解できる。
・Concluding Sentence の特徴、現在完了の用法について理解できる。
4週 Unit 5
人や物について説明してみよう (Listing / Examples)
・具体的な例を挙げる際に使用する語彙や表現を理解できる。
・現在進行形の用法について理解できる。
・AIの利点または欠点について説明するパラグラフのアウトラインを作成することができる。
5週 Unit 6
まちの歴史や未来について考えてみよう (Time Order)
・時系列に沿って出来事の順序を表現する際に使用する語彙や表現、文法を理解できる。
・助動詞 (will) の用法について理解できる。
6週 Unit 7
食べ物を分類してみよう (Classification)
・何かを分類する際に用いるパラグラフの特徴について理解し、基準を設定したり分類したりする際に使用する語彙や表現を理解できる。
・助動詞 (can / may)の用法について理解できる。
7週 試験①
Unit 8
二つの国の類似点と相違点について考えてみよう (Comparison & Contrast)
・類似点や相違点を整理して説明する際に使用する語彙や表現を理解できる。
・助動詞 (would / could / might) の用法について理解できる。
・二つの異なる国を、言語、生活習慣、価値観、コミュニケーション・スタイルなどの点において比較するパラグラフを書くことができる。【課題①】
8週 UNit 9
社会の変化について書いてみよう (Cause & Effect)
・因果関係を説明する際に使用する語彙や表現を理解できる。
・身の回りの社会の変化について、その原因と結果を論じるパラグラフを書くことができる。【課題②】
2ndQ
9週 Unit 10
社会課題の解決策を考えてみよう (Problem-Solution)
・課題の解決策を示す際に用いられるパラグラフの特徴について理解し、課題の提起や解決策を提示する際に使用する語彙や表現を理解できる。
・従位接続詞の用法について理解できる。
10週 Unit 11
ParagraphからPresentationへ1 (Introduction)
Unit 12
ParagraphからPresentationへ2 (Body)
・プレゼンテーション全体の構造と導入方法について理解できる。
・プレゼンテーションにおけるBodyについて理解できる。
11週 Unit 12
ParagraphからPresentationへ2 (Body)
Unit 13
ParagraphからPresentationへ3 (Conclusion)
・プレゼンテーションにおけるBodyについて理解できる。
・プレゼンテーションにおけるConclusionの基本構造について理解できる。
12週 Unit 13
ParagraphからPresentationへ3 (Conclusion)
Unit 14
Evaluation
・プレゼンテーションにおけるConclusionの基本構造について理解できる。
・命令文の用法について理解できる。
・Self-EvaluationとPeer Reviewについて理解できる。
13週 試験②
プレゼンテーションに向けた準備①
・原稿、PowerPointによる資料作成方法について理解できる。
・グループで役割のみならず、プレゼンテーションで扱う内容について決定できる。
14週 プレゼンテーションに向けた準備② ・グループで原稿および発表用資料を作成することができる。
15週 プレゼンテーション ・グループでわかりやすいプレゼンテーションを行うことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題プレゼンテーション積極性合計
総合評価割合6015205100
基礎的能力551015585
専門的能力00000
分野横断的能力555015