到達目標
1.化石燃料の種類、特徴、用途、有害燃焼生成物などを説明できる。
2.燃料の理論空気量、理論燃焼ガス量、発熱量などを計算できる。
3.自然エネルギーの特徴、利用技術、普及状況と課題を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 化石燃料の種類、特徴、用途、有害燃焼生成物などを説明でき、燃焼装置の設計等に応用できる。 | 化石燃料の種類、特徴、用途、有害燃焼生成物などを説明できる。 | 化石燃料の種類、特徴、用途、有害燃焼生成物などを説明できない。 |
評価項目2
| 燃料の理論空気量、理論燃焼ガス量、発熱量などを計算でき、燃焼装置の設計等に応用できる。 | 燃料の理論空気量、理論燃焼ガス量、発熱量などを計算できる。 | 燃料の理論空気量、理論燃焼ガス量、発熱量などを計算できない。 |
評価項目3 | 自然エネルギーの特徴、利用技術、普及の状況と課題を説明できる。 | 自然エネルギーの特徴と利用技術を説明できる。 | 自然エネルギーの特徴と利用技術を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1.石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料について、基礎的な知識を習得する。
2.燃焼計算の方法を理解し、燃焼装置の設計などに応用できるようにする。
3.太陽エネルギーや風力エネルギーなどの自然エネルギーについて、基礎的な知識を習得する。
授業の進め方・方法:
我々は、豊な生活を維持するために、化石エネルギーを大量に消費している。この授業では、化石エネルギーのもととなる化石燃料の種類、特徴、用途、有害燃焼生成物、燃焼計算などについて学習する。また、持続可能なエネルギーである自然エネルギーについて、特徴、利用技術、普及状況と課題について学習する。
注意点:
1.エネルギー関連の情報に関心を持つこと。
2.自学自習時間(60時間)は、日常の授業(30時間)に対する予習復習、レポート課題の解答作成時間、試験のための学習時間を総合したものとする。
3.評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること、教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、燃料(石炭) |
石炭の成因、分類、燃料としての特徴、用途を説明できる。
|
2週 |
燃料(石炭) |
石炭の成因、分類、燃料としての特徴、用途を説明できる。
|
3週 |
燃料(石油) |
原油、石油精製、石油系燃料の種類と用途を説明できる。
|
4週 |
燃料(石油) |
原油、石油精製、石油系燃料の種類と用途を説明できる。
|
5週 |
燃料(天然ガス) |
天然ガスの種類、輸送方法、用途を説明できる。
|
6週 |
有害燃焼生成物 |
CO、HC、NOx、SOx、PMの生成機構と低減方法を説明できる。
|
7週 |
燃焼基礎 次週、中間試験を実施する。 |
燃焼メカニズム
|
8週 |
中間試験 |
学んだ知識の確認ができる。
|
4thQ |
9週 |
中間試験の返却と解説、燃焼基礎 |
燃焼の種類と素反応・反応機構
|
10週 |
燃焼の化学 |
燃焼速度,反応速度,化学平衡と定量
|
11週 |
燃焼の物理 |
炎の構造と工学的な応用
|
12週 |
実際の燃焼機器 |
各種燃焼機器の構成とその特徴を説明できる.
|
13週 |
自然エネルギー(太陽エネルギー) |
太陽エネルギーの量、特徴、利用技術、普及の状況と課題を説明できる。
|
14週 |
自然エネルギー(風力エネルギー) |
風力エネルギーの量と風車出力を計算できる。風力発電システムの構成、出力特性、普及の状況と課題を説明できる。
|
15週 |
期末試験 |
学んだ知識の確認ができる。
|
16週 |
期末試験の返却と解説 |
学んだ知識の再確認と修正ができる。
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | 口頭発表 | 成果発表実技 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |