到達目標
1. 与えられたテーマについて,読み手を意識しながら200語程度のまとまりのある文章を書くことができる。
2. 自分の身近にある事柄について、グループと協力しながら口頭説明及び質疑・応答ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(C-2) | 与えられたテーマについて,読み手を意識しながら論理的でまとまりのある文章を書くことができる。 | 与えられたテーマについて,読み手を意識しながらある程度論理性とまとまりのある文章を書くことができる。 | 与えられたテーマについて,読み手を意識しながら論理的でまとまりのある文章を書くことができない。 |
評価項目2
(C-2)
| 自分の身近にある事柄について、グループと協力しながら調査を行い、口頭説明及び質疑・応答ができる。 | 自分の身近にある事柄について、グループと協力しながら調査を行い、口頭説明及び質疑・応答がほぼできる。 | 自分の身近にある事柄について、グループと協力しながら調査を行い、口頭説明及び質疑・応答ができない。 |
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学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (応用化学専攻の教育目標)
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学習・教育到達度目標 (専攻科の教育目標)
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JABEE C-2
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JABEE基準 (f)
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教育方法等
概要:
基本的な情報や自分の考えについて、文章あるいは口頭で発表できる英語力を身に付ける。特に場面や目的、読み手・聞き手を意識しながら表現することを目指す。
授業の進め方・方法:
英語によるライティング能力の向上を目指し、本科で学習してきた内容を発展させてより長い文章を書くことができるような内容を中心に学習する。また、学期の最後には、グループで簡単な調査を行いプレゼンテーションを行うグループ・プロジェクトを行い、ライティングだけではなく、調査結果及び考察、自分の考えを効果的に口頭で発表できる能力を身に付ける学習も行う。 教員からweb上に提示される事前課題に取り組み、授業に臨むこと。
注意点:
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合は,C-2(100%)とする。
・自学自習時間(60時間)は,日常の授業(30時間)のための予習復習時間,課題を行う時間,定期試験の準備のための勉強時間を総合したものとする。
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる.その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの学習・教育到達目標を満たしたことが認められる。
・本科目開講期にTOEIC400点以上を取得した場合には、10点を上限に最終成績に加点する。すでに400点以上を取得している学生は、当該期に50点以上の得点の伸びがあった場合に、10点を上限に加点する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション Chapter 1 Getting Started |
・授業の進め方、学習の仕方がわかる。 ・ライティングを行うプロセスについて理解することができる。 ・自分のアイディアを英語で文章化する際の効果的な書き方について理解することができる。
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2週 |
Chapter 1 Getting Started Chapter 5 What Is a Paragraph? |
・効果的な書き方を理解した上で、実際に簡単な文章を書くことができる。 ・パラグラフの構成、良いパラグラフを書くためのポイントを理解することができる。
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3週 |
Chapter 5 What Is a Paragraph? Chapter 6 Essay |
・paragraphの構成、良いparagraphを書くためのポイントを理解することができる。 ・paragraphについて学んだことを基礎に、複数のparagraphから成るessayの書き方について理解することができる。 課題①: 学校が家から遠く一人暮らしをする際、アパートと寮ではどちらに住むのがよいか。
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4週 |
Chapter 6 Essay
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・paragraphについて学んだことを基礎に、複数のparagraphから成るessayの書き方について理解することができる。
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5週 |
Chapter 7 Process |
・ある一連の行為のプロセスを説明する文章(Process)の書き方について理解することができる。
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6週 |
Chapter 7 Process Chapter 8 Definition |
・ある一連の行為のプロセスを説明する文章(Process)の書き方について理解し、実際に文章を書くことができる。 ・英語で物事を定義する方法を理解し、自分の身近な事柄や概念を定義することができる。
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7週 |
Chapter 8 Definition |
・英語で物事を定義する方法を理解し、自分の身近な事柄や概念を定義することができる。
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8週 |
Chapter12 Argumentation
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・論理的で説得力のある論証文(Argumentation)の書き方を理解し実際に身近な事柄についての論証文を書くことができる
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4thQ |
9週 |
Chapter12 Argumentation |
・英語による効果的な要約文の書き・論理的で説得力のある論証文(Argumentation)の書き方を理解し実際に身近な事柄についての論証文を書くことができる(課題② p85 On Your Ownより)
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10週 |
Peer review |
・学習者同士でお互いのライティングに対してコメントし合うPeer reviewの仕方を理解し、実際に他の学生が書いたライティング(課題②)について適切なコメントをすることができる。
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11週 |
Summary Writing |
・英語による効果的な要約文の書き方を理解することができる。
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12週 |
Summary Writing
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・英語による効果的な要約文の書き方を理解することができる。
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13週 |
Effective Presentation |
・英語のプレゼンテーションで使う表現を理解することができる。 ・PowerPointなどのVisualの効果的な使用方法について理解することができる。
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14週 |
Group Project 準備 |
・自分の身近にある事柄について簡単な調査(アンケート)を行い、グループで役割を決めて発表を行う準備をすることができる(課題③)。
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15週 |
Group Project 発表 |
・自分の身近にある事柄について簡単な調査を行い、グループで役割を決めて発表を行うことができる。また、自分のグループの発表内容の要約(Abstract)を作成することができる。
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16週 |
学年末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 4 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 4 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 4 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 4 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 4 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | ライティング課題 | グループ・プロジェクト | 発言及び積極性 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 25 | 20 | 5 | 100 |
基礎的能力 | 45 | 20 | 10 | 5 | 80 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 5 | 5 | 10 | 0 | 20 |