英語総合演習B

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語総合演習B
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 応用化学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST (センゲージラーニング)/補助教材:TOEIC対策e-ラーニング
担当教員 野月 朱美

到達目標

1. 相手が明瞭に毎分120語程度の速度で,自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合,その内容を聴いて理解できる。
2. 毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み,その概要を把握できる。
3. TOEICスコア400点以上を獲得できるリスニング力とリーディング力を獲得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (C-2)相手が毎分120語程度の速度で話す,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考え方を正確に理解することができる。相手が毎分120語程度の速度で話す,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考え方をほぼ正確に理解することができる。相手が毎分120語程度の速度で話す,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考え方を理解することができない。
評価項目2 (C-2) 毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み,その概要を正確に把握できる。毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み,その概要をほぼ正確に把握できる。毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読むことでその概要を把握することができない。
評価項目3 (C-2)TOEICスコア400点以上を獲得できるリスニング力とリーディング力を獲得している。TOEICスコア400点を獲得できるリスニング力とリーディング力を獲得している。TOEICスコア400点を獲得できるリスニング力とリーディング力を獲得していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (応用化学専攻の教育目標) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (専攻科の教育目標) 説明 閉じる
JABEE C-2 説明 閉じる
JABEE基準 (f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科で獲得した英語コミュニケーション能力を発展させ,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考え方を理解する基礎的な英語運用能力を養う。リスニング,リーディングともにテキストを使って実践練習を行い,TOEICスコアの点数アップのための実力の積み上げを行う。具体的には,受講生がTOEICで400点以上を取得できることを目指す。
授業の進め方・方法:
英語を使いこなせる力は,勉強するというよりは訓練することにより習得するものだという事実を認識し,苦手意識を捨てる。練習すれば上達すると信じて日々練習を続け,TOEIC対策e-ラーニング使って,自立的に学習を継続する習慣を身につける。特に苦手意識のある学生は,NHKラジオ番組(基礎英語1・2・3)を毎日聞くようにすること。
e-learningによる自学自習を成績評価(10%)に用いる。
注意点:
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合は,C-2(100%)とする。
・総時間数90時間(自学自習60時間)
・自学自習時間(60時間)は,日常の授業(30時間)のための予習復習時間であり,基本項目・単語を教科書のドリル等で勉強し,さらにe-learningによる時間(30時間以上)を総合したものとする。
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる.その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの学習・教育到達目標を満たしたことが認められる.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 テキスト プリテスト テキストのプリテスト問題で,今の自分の実力を知ることができる。
2週 テキスト Unit 1 買い物時の会話を聞き取ることができる(動詞について学ぶ)
3週 テキスト Unit 2 日常生活における会話を聞き取ることができる
(名詞について学ぶ)
4週 テキスト Unit 3 乗り物・交通に関する会話を聞き取ることができる
(代名詞について学ぶ)
5週 テキスト Unit 4 面接・仕事についての会話を聞き取ることができる(形容詞と副詞について学ぶ)
6週 テキスト Unit 5 レストランの宣伝や食事に関する会話を聞き取る(時制について学ぶ)
(動名詞について学ぶ)
7週 テキスト Unit 6 留守番電話のメッセージを聞き取ることができる
(受動態・分詞について学ぶ)
8週 テキスト Unit 7 ガイドの説明を聞き取ることができる(動名詞と不定詞について学ぶ)
2ndQ
9週 テキスト Unit 8 オフィスでの会話を聞き取ることができる
(助動詞について学ぶ)
10週 テキスト Unit 9 会議での会話を聞き取ることができる(比較について学ぶ)
11週 1キスト Unit 10 旅先での会話を聞き取ることができる(前置詞について学ぶ)
12週 テキスト Unit 11 銀行・金融関連の会話を聞き取ることができる(接続詞について学ぶ)
13週 テキスト Unit 12 役職・昇進にかかわる会話を聞き取ることができる(関係詞について学ぶ)
14週 テキスト 総復習 今まで授業で学習した中のポイントを習得したことを確認できる
15週 テキスト ポストテスト テキストのポストテストで自分の上達度を確認することができる。
16週 期末試験 学んだ知識の習得,TOEIC400点に必要な聞き取り,読み取りの能力を確認できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。4
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。4
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。4

評価割合

試験小テストe-learning時間態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合405010000100
基礎的能力20301000060
専門的能力0000000
分野横断的能力2020000040