応用化学特別研究Ⅰ

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 応用化学特別研究Ⅰ
科目番号 0024 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 応用化学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:4
教科書/教材
担当教員 梅田 哲,堺井 亮介,杉本 敬祐,千葉 誠

到達目標

1. 目的応じた分析方法の選択,分析条件の設定,一連のプロセスを理解し,データをもとに考察ができる。
2. 日本語と特定の外国語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
3. 得られた情報を理解し,効果的に創造的に活用することができる。
4. 目標・成果に関して現状と目標との乖離から解決すべき課題を見つけることができる。
5. 研究テーマに関連した観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。
6. 目標達成のために必要な知識や能力を高め,困難な状況となっても前向きに考え,対処することができる。
7. 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を理解し,ルールに従い行動できる。
8. 工学的課題を理解し,現実を踏まえ,課題解決のための設計解(システム・構成要素・工程)を創案できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1分析方法の選択,分析条件の設定,プロセスを正確に理解し,データをもとに正確な考察ができる。分析方法の選択,分析条件の設定,プロセスの理解,データをもとにほぼ正確な考察ができる。分析方法の選択,分析条件の設定,プロセスの理解,データをもとした考察ができない。
評価項目2非常に効果的な説明方法や手段を用いて関係者を十分に納得させることができる。効果的な説明方法や手段を用いて関係者をほぼ納得させることができる。効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができない。
評価項目3得られた情報を理解し,効果的・創造的に活用することができる。概ね得られた情報を理解し,ほぼ効果的・創造的に活用することができる。得られた情報を理解できず,効果的・創造的に活用することができない。
評価項目4自ら,解決すべき課題を見つけることができる。教員の指導により,解決すべき課題を見つけることができる。教員の指導によっても,解決すべき課題を見つけることができない。
評価項目5自ら,観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。教員の指導により,観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。教員の指導によっても,観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができない。
評価項目6目標達成のために必要な知識や能力を高め,困難な状況となっても前向きに考え,非常に良好な対処ができる。目標達成のために必要な知識や能力を高め,困難な状況となっても前向きに考え,ほぼ良好な対処ができる。目標達成のために必要な知識や能力を高めたり,困難な状況となっても前向きに考えたり,良好な対処がでない。
評価項目7技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を正確に理解し,ルールに従い行動できる。技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を概ね理解し,ほぼルールに従った行動ができる。技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を理解できず,ルールに従った行動ができない。
評価項目8自ら,工学的課題を理解し,現実を踏まえ,課題解決のための設計解(システム・構成要素・工程)を創案できる。教員の指導により,工学的課題を理解し,現実を踏まえ,課題解決のための設計解を創案できる。教員の指導によっても,工学的課題を理解し,現実を踏まえ,課題解決のための設計解を創案できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (応用化学専攻の教育目標) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (専攻科の教育目標) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
教員から示された特別研究テーマ,およびそれに関連するデザイン対象をもとに学生が選択し,各担当教員の指導の下で取組み,企画・実行力,設計・創造力,発表能力(学会発表等)など研究遂行に必要な能力を養う。
授業の進め方・方法:
応用化学特別研究Ⅰでは,応用化学特別研究Ⅱ(学習総まとめ科目)で行なう研究テーマの絞込みを意識しながら,今まで学んできた工学全般の知識・技術をもとに,地球環境に配慮しつつ,研究計画の立案から試作・実験を通じて問題解決手法を開発し,さらに目標達成に向けて研究結果を考察する能力を身につけることで,目標設定から達成までの研究活動に必要な総合力やデザイン能力を養う。
参考文献の講読・検索,実験の実施,データ解析,成果発表などあらゆる場面において,積極的且つ自立的な取組みを必要とする。
注意点:
・総時間数90時間(自学自習30時間)
・自学自習時間(30時間)は,日常の授業(60時間)に係わる工学知識の復習,研究論文等の調査,実験データの整理作業,プレゼンの準備等を行うためのものとする。
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる.その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが認められる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
研究活動(1)
研究テーマとその内容が理解できる。研究の進め方が理解できる。成績の評価方法が理解できる。
2週 研究活動(2) 到達目標が達成できる。
3週 研究活動(3) 到達目標が達成できる。
4週 研究活動(4) 到達目標が達成できる。
5週 研究活動(5) 到達目標が達成できる。
6週 研究活動(6) 到達目標が達成できる。
7週 研究活動(7) 到達目標が達成できる。
8週 研究活動(8) 到達目標が達成できる。
4thQ
9週 研究活動(9) 到達目標が達成できる。
10週 研究活動(10) 到達目標が達成できる。
11週 研究活動(11) 到達目標が達成できる。
12週 研究活動(12) 到達目標が達成できる。
13週 研究活動(13) 到達目標が達成できる。
14週 研究活動(14) 到達目標が達成できる。
15週 研究活動(15) 到達目標が達成できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。5
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。5

評価割合

発表能力企画・デザイン力達成度創意工夫ポートフォリオその他合計
総合評価割合2035202500100
基礎的能力0000000
専門的能力103510250080
分野横断的能力1001000020