化学Ⅱ

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 化学Ⅱ
科目番号 018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械システム工学科(2021年度以降入学者) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 化学基礎 改訂版、化学 改訂版(啓林館)/サンダイヤル 化学基礎の徹底暗記&ドリル 改訂版、化学の徹底暗記&ドリル 改訂版 (啓林館)
担当教員 吉田 雅紀

到達目標

1. 酸化還元反応について説明できる。
2. 物質の状態および気体の性質を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1酸化還元反応を正しく説明し、応用できる。酸化還元反応を正しく説明できる。酸化還元反応を正しく説明できない。
評価項目2物質の状態および気体の性質を正しく説明し、応用できる。物質の状態および気体の性質を正しく説明できる。物質の状態および気体の性質を正しく説明できない。

学科の到達目標項目との関係

  機械システム工学科の教育目標① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
化学I の続きで、酸化還元反応、物質の状態、気体・液体の性質について学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って授業を進め、実験や演習にも取り組む。積極的に授業に参加することが重要である。
注意点:
授業のあった当日に必ず復習をし、わからないまま次の授業に臨まないこと。授業の他に問題集の問題等を自分で解いて理解を確かなものにすること。実験時には、指示をよく聞き安全に注意して作業を行うこと。レポートや課題を指定された日に提出できない場合は減点となる。提出日に欠席した場合は、次回の授業時までに提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、酸化と還元について 化学IIの概要を把握する。酸化と還元について説明できる
2週 酸化数、酸化還元反応と酸化数、酸化剤と還元剤について 酸化数、酸化還元反応と酸化数、酸化剤と還元剤について説明できる
3週 電子の授受と反応式、酸化剤と還元剤のはたらきの強さについて 電子の授受と反応式、酸化剤と還元剤のはたらきの強さについて説明できる
4週 酸化還元滴定について 酸化還元滴定について説明できる
5週 金属のイオン化傾向について 金属のイオン化傾向について説明できる
6週 電池の原理、実用電池について 電池の原理、実用電池について説明できる
7週 電気分解、電気分解の応用について
次週、中間試験を実施する
電気分解、電気分解の応用について説明できる
8週 これまでの復習 これまでの復習をし、理解を確かなものにする
2ndQ
9週 状態変化とエネルギーについて 状態変化とエネルギーについて説明できる
10週 気体・液体間の状態変化について 気体・液体間の状態変化について説明できる
11週 ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル・シャルルの法則について ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル・シャルルの法則について説明できる
12週 気体の状態方程式、気体の分子量について 気体の状態方程式、気体の分子量について説明できる
13週 混合気体、理想気体と実在気体について 混合気体、理想気体と実在気体について説明できる
14週 実験(気体の発生と回収)について 実験(気体の発生と回収)を安全かつ正確に行う
15週 これまでの復習 これまでの復習をし、理解を確かなものにする
16週 期末試験 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。1
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。1
目標の実現に向けて計画ができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。1
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。2
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。1
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。1
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている1
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。1
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。1
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。1
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。1
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。1
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。1
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。1
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。1

評価割合

試験レポート・課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000