科学技術英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 科学技術英語Ⅱ
科目番号 030 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科(2021年度以降入学者) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 Nozaki, Matsumoto, Graham-Marr, Science Bridge, Kinseido (2024)
担当教員 濱田 良樹

到達目標

1. 科学技術に関するさまざまな英文を読み、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性を持って情報を理解し、考えを伝える。 
2. 科学技術に関する語彙や表現を、日本語での意味に加え英語による定義で概念的にも習得する。
3. 効果的な説明方法や手段を用い、相手の意見を聞いたり自分の意見を伝え、円滑な英語コミュニケーションを図る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1 科学技術に関するさまざまな英文を読み、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性を持って情報を十分に理解し、考えをはっきり伝えることができる。 科学技術に関するさまざまな英文を読み、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性を持って情報を概ね理解し、考えをある程度伝えることができる。 科学技術に関するさまざまな英文について、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性を持って情報を理解したり、考えを伝えることができない。 
評価項目2 科学技術に関する語彙や表現を、日本語での意味で理解し、さらに英語による定義で概念的にも十分習得することができる。科学技術に関する語彙や表現を、日本語での意味で理解し、英語による定義で概念的にある程度習得することができる。科学技術に関する語彙や表現を、日本語での意味で理解できず、英語による定義で概念的に習得することもできない。
評価項目3 効果的な説明方法や手段を用い、相手の意見を正確に聞きとり自分の意見も細かく伝え、円滑な英語コミュニケーションを図ることができる。効果的な説明方法や手段を用い、相手の意見を聞きとり自分の意見も概ね伝え、ある程度円滑な英語コミュニケーションを図ることができる。効果的な説明方法や手段を用いることができず、相手の意見を聞いたり自分の意見を伝えるなど、円滑な英語コミュニケーションを図ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学技術に関する英文をAIを用いて読み進めながら、大意と必要な情報を把握していく習慣を身につけると同時に、英語の運用能力全般の向上を図る。
授業の進め方・方法:
山火事、アレルギー、ドップラー効果、火星有人飛行のなど幅広い科学に関する英文を読み、AIを用いて翻訳し、これを比較是正しながら、語彙、総合的英語能力の向上を図る。
注意点:
・開講期中にはじめてTOEIC400 点以上を取得した場合、当該期の成績において10 点を上限に加点する。また既に400点による加点を受けている場合は、開講期に50 点以上の得点の伸びがあった場合に限り、10 点を上限に加点する。
・総時間数45時間(自学自習30時間)
・自学自習時間(30時間)は、日常の授業(15時間)に対する予習復習、レポート課題の解答作成時間、試験のための学習時間を総合したものとする。
・評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であることが認められる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
・学習の進め方がわかる。成績のポリシーがわかる。
2週 Unit 9 Wildfire and air pollution ・山火事と大気汚染についての文章を読み、内容を理解することができる。
3週 Unit 9 Wildfire and air pollution ・Unit9の語彙を理解する。
4週 Unit 11 Might toothpaste cure allergies? ・ピーナッツアレルギーと歯磨き粉についての文章を読み、内容を理解することができる。
5週 Unit 11 Might toothpaste cure allergies? ・Unit11の語彙を理解する。
6週 予行テスト ・試験の傾向を理解する。
7週 小テスト ・試験の傾向を理解する。
8週 中間試験
4thQ
9週 Unit 12 NASA's DART Spacecraft ・NASAが実現した小惑星破壊の事例について、事実と技術について理解する。
10週 Unit 12 NASA's DART Spacecraft ・Unit12の語彙を理解する。
11週 Unit 14 The Doppler Effect ・いわゆるドップラー効果についての文章を読み、内容を理解することができる。
12週 Unit 14 The Doppler Effect ・Unit14の語彙を理解する。
13週 Unit15 Surviving a Trip to Mars ・有人火星探査の現状と課題について理解する。
14週 Unit15 Surviving a Trip to Mars ・Unit15の語彙を理解する。
15週 小テスト ・試験の傾向を理解する。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・課題等合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000