到達目標
1.経済学の基本概念を学習し、おもな経済理論について理解する。
2.資本主義の精神の根本について理解する。
3.国際経済および国際商業について学習し、貿易の意義について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 経済学の基本概念とおもな経済理論について十分に理解することができる。 | 経済学の基本概念とおもな経済理論について理解することができる。 | 経済学の基本概念についての理解が不十分である。 |
評価項目2 | 資本主義の精神の根本について十分に理解することができる。 | 資本主義の精神の根本について理解することができる。 | 資本主義の精神についての理解が不十分である。 |
評価項目3 | 国際経済および国際商業の学習をつうじて、貿易の意義について十分に理解することができる。 | 国際経済および国際商業の学習をつうじて、貿易の意義について理解することができる。 | 貿易の意義についての理解が不十分である。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第一に、経済学の基本概念や経済理論を学習することをつうじて、経済学的思考方法を身につけ、社会科学的なものの見方をやしなうこととを目標とする。
第二に、景気上昇、不況脱出の経済理論についての理解をつうじて、資本主義の精神の根本を理解する。
第三に、新しい経済の可能性と未来へのヴィジョンを描くことを目指す。、
授業の進め方・方法:
1.経済学上の諸概念について解説し、基本的な経済理論について説明する。
2.政治と経済にかんする相互作用に着目しながら、これまでとられてきたさまざまな経済政策について考察を深めていくという方法をとる。
3.時事問題に関心を寄せ、経済政策の背後にある動機に注目し、解決策を考える。
注意点:
1.現代社会におけるさまざまな問題の歴史的背景を考えるようにする。
2.問題を提起し、テーマをしぼる力をやしなう。
3.みずから調べ、みずから考える姿勢をやしなうようにする。
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合はB-1、B-2、B-3とする。
・総時間数90時間(自学自習60時間)
・自学自習時間(60時間)は、日常の授業(30時間)に対する予習復習、試験のための学習時間を総合したものとする。
・評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること、教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
経済学的思考とは何か |
経済学的思考の基本ルールを説明するすることができる。
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2週 |
お金(カネ)の本質 |
お金の発行の仕組みについて理解することができる。
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3週 |
消費税について |
消費税について説明することができる。
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4週 |
不況の解決策(1) |
景気の善し悪しはどういうことかについて説明することができる。
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5週 |
不況の解決策(2)
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有効需要の理論を理解することができる。
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6週 |
資本主義の精神とは何か |
資本主義の精神の根本について理解することができる。
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7週 |
日本の資本主義はいつから始まったか |
日本の近代と資本主義の誕生について説明することができる。
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8週 |
国際経済その1 |
比較優位説について理解することができる。
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4thQ |
9週 |
国際経済その2 |
比較優位説の問題点について理解することができる。
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10週 |
国際収支とは何か
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国際収支について理解することができる。
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11週 |
国際商業について |
ヨーロッパの世界進出の功罪について理解することができる。
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12週 |
EUをめぐる諸問題とヨーロッパ経済の未来 |
EUが直面する諸問題を指摘し、ヨーロッパ経済の行方を展望することができる。
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13週 |
日本を取り巻く国際経済情勢その1 |
日本を取り巻く国際経済情勢について、とくにアメリカ合衆国の動向について理解することができる。
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14週 |
日本を取り巻く国際経済情勢その2 |
日本を取り巻く国際情勢について、とくにアジア諸国の動向について理解することができる。
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15週 |
日本を取り巻く国際経済情勢その3 |
日本を取り巻く国際情勢について、とくにロシアの動向について理解することができる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート課題 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 60 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 20 |