日本語

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本語
科目番号 004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質化学工学科(2021年度以降入学者) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プリント
担当教員 濱田 良樹

到達目標

1. 論理的な文章を客観的に理解することができる。
2. 現代日本語の知識を適切に活用して表現できる。
3. 論理的かつ効果的に双方向的コミュニケーションをとることができる。 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章を客観的に理解することができる。 論理的な文章を理解することができる。論理的な文章を理解することができない。
評価項目2現代日本語の知識を適切に活用して表現することができる。 現代日本語の知識を活用して表現することができる。 現代日本語の知識を活用して表現することができない。
評価項目3論理的かつ効果的に双方向的コミュニケーションをとることができる。 双方向的コミュニケーションをとることができる。 双方向的コミュニケーションをとることができない。

学科の到達目標項目との関係

  物質化学工学科の教育目標④ 説明 閉じる
  本科の教育目標③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
専門分野のレポートなどの論理的な文章を読むための基礎的な読解技術を養成する。また、日本語を理解し適切に表現できる能力を育成し、授業内容を理解する力とスムーズなコミュニケーションができる力を身につける。
授業の進め方・方法:
読解技術を身につけるために、文章の構造・論理の構造、読解に必要な文法をシラバスに沿って進める。さらに、読解力・聴解力・発話力・作文力とコミュニケーション力を身につけるために、随時演習の時間を設ける。ただし、留学生の日本語能力、希望に応じて内容を改める場合がある。
注意点:
日本語の力をつけるには、各自が積極的に日本語を学び運用することである。そのために、
授業では、
  ・予習をし、わからない語句や漢字を辞書で調べておくこと
  ・積極的に発言し、わからないことがあれば質問すること
  ・課題には真剣に取り組み、提出を怠らないこと
日常生活では、
  ・テレビのニュースや新聞などを利用し、「聞くこと・読むこと」を心がける
  ・日々の出来事や思ったことを書くよう心がける
  ・コミュニカティブな活動を積極的に行うこと

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス シラバスの見方と授業への取り組み方がわかる
2週 説明文を読む① 基本的な日本語で書かれた文章を音読して意味を理解することができる
3週 説明文を読む② 読み取った内容を100字程度,あるいはそれ以上で文章に書き表すことができる
4週 説明文を読む③ 読み取った内容を、「書き言葉」で文章化することができる
5週 説明文を読む④ 文章中の句読点と段落を意識して要旨を把握することができる
6週 説明文を読んで、読み取った内容を口頭で発表して、それを適切に文章化する 文章を正しく読み、読み取った内容を口頭で発表して文章化することができる
7週 同   上②         
次週、中間試験を実施する
文章の意味を正しく理解して、読み取った内容を、200字程度で文章化することができる
8週 ①答案返却と解説 ②適切な段落構成で文章を書く 自分が読み取った内容を、適切な段落構成で、200字程度で文章化することができる
2ndQ
9週 適切な段落構成で文章を書く 同   上②
10週 与えられたテーマ(標題)で文章を書く(400字程度) 助詞、助動詞に注意しつつ、400字程度の文章を書くことができる
11週 同   上② 同   上②
12週 同   上③ 同   上③
13週 書き言葉に使われる「助詞相当語」を使って文章を書く 「助詞相当語」を適切に使って文章を書くことができる
14週 同   上② 同   上②
15週 同   上③ 同   上③
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 論説文を読む① ・構造 比較対照の表現、原因結果を表す表現、位置を表す表現とそれらの展開パターンがわかる
2週 同   上② 同   上②
3週 同   上③ 同   上③
4週 与えられたテーマ(標題)で文章を書く 与えられてテーマ(標題)の意味を理解して、600字程度の文章を書くことができる
5週 同   上② 同   上②
6週 同   上③ 文章構成と接続詞を適切に使って、600字程度の文章を書くことができる
7週 同   上④         
次週、中間試験を実施する
8週 ①後期中間試験 ②適切な段落構成で文章を書く 適切な段落構成で600字以上の小論文を書くことができる
4thQ
9週 適切な段落構成で600字以上の小論文を書く 同   上
10週 文章の論理的なつながりを意識して、800字程度の小論文やレポートを書く 文章の論理的なつながりを意識して、小論文やレポートを書くことができる
11週 同   上② 同   上②
12週 同   上③ 同   上③
13週 同   上④ 同   上④
14週 待遇表現に注意しながら800字以上の文章を書く 文章構成と待遇表現に注意しながら、800字以上の文章を書くことができる
15週 学年末試験
16週 ①答案返却と解説等 文章全体の流れを意識して、800字以上の文章を書くことができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合1000100
基礎的能力1000100
専門的能力000
分野横断的能力000