情報リテラシー(0905)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報リテラシー(0905)
科目番号 1M32 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 「インターネット社会を生きるための情報倫理」(情報教育学研究会,実教出版) ,「情報倫理ビデオ小品集」(大学ICT推進協議会)
担当教員 佐藤 健

到達目標

1. 電子メールやBlackboardなどの基本ツールを活用することができる
2. インターネットを利用する上でのルールやマナーを理解できている
3. 情報の活用(収集・分析):インターネット上や書籍などから必要な情報を収集し,グラフや統計などの手法で適切に分析することができる
4. 情報の活用(判断・発信):分析した情報を適切に判断し、自らまとめた成果をプレゼンテーションやレポートを通して発信することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ツールの活用電子メールやBlackboardなどの基本ツールを学習やコミュニケーションに活用することができる電子メールやBlackboardなどの基本ツールを最低限利用することができる電子メールやBlackboardなどの基本ツールを利用することができない
情報倫理インターネットを利用する上でのルールやマナーを理解できており、実践することができるインターネットを利用する上でのルールやマナーを理解できているインターネットを利用する上でのルールやマナーを理解できていない
情報の活用情報の収集・分析・判断・発信の手法を理解しており、実践することができる情報の収集・分析・判断・発信の手法を理解している情報の収集・分析・判断・発信の手法を理解していない

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 〇 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP2 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【 授業の目標 】
インターネットの普及により,たくさんの情報を入手することができるようになりました.その中から的確な「情報」を見極め活用する能力が問われています.本科目ではコンピュータやインターネットを基本的な道具として活用できる以下4つの能力を身につけることを目標とします.「情報を収集する能力」「情報を分析する能力」「情報を判断する能力」「情報を発信する能力」
【開講学期】春学期週2時間
授業の進め方・方法:
情報社会に必要なマナーやルール(情報倫理)を理解すること,電子メールやオフィスソフトなどの基本的な使い方を身につけること,プレゼンテーションにより分析結果を表現する力を身につけることを教材や演習を通して学びます.到達度試験70%、自学自習シート・課題など30%として評価を行い、総合評価は100点満点として60点以上を合格とします.答案は採点後返却し達成度を伝達します.
総合評価で60点未満の場合は補充試験を行います.補充試験の結果が70点以上を合格とし、総合評価を最大60点とします.
注意点:
「パソコン教室」ではありません.アプリケーションの基本的な使い方は参考図書などを活用して各自で習得すること.教えられたことよりも自ら学んだことが身につきます.講義中にこなせなかった課題や予習・復習は端末室やOffice365を活用して積極的に行うこと.自学自習シートによる予習・復習を必須とし毎時間必ず提出すること.自学自習はシートの内容で評価する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス, システムの操作説明
演習:パスワードの設定,ブラウザの使い方
2週 電子メールの使い方(1)
演習:電子メールを使ってみよう
3週 電子メールの使い方(2)
演習:グラフの作成 「1年の中の特別な日 ~家計調査から~」
4週 「情報と社会」
演習:お気に入りのページを紹介しよう(1) 情報の収集
5週 「個人情報と知的財産」「ネットにおけるコミュニケーションとマナー」
演習:お気に入りのページを紹介しよう(2) 情報の分析
6週 「情報社会における生活」
演習:お気に入りのページを紹介しよう(3) プレゼンテーションの作成
7週 「情報セキュリティとネット被害」
演習:お気に入りのページを紹介しよう(4) みんなで発表会
8週 到達度試験 (答案返却とまとめ)
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。2
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。1
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2

評価割合

到達度試験課題等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000