集中数理演習Ⅲ(0313)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 集中数理演習Ⅲ(0313)
科目番号 3M22 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ドリルと演習シリーズ 微分積分、プリント
担当教員 馬場 秋雄,馬渕 雅生,若狭 尊裕,吉田 雅昭,和田 和幸,蒔苗 博子,佐々木 裕

到達目標

3年生までに学んだ微分積分、線形代数について、総復習をする。主な目標は次のとおり。
・ベクトルと行列についての基本的な問題を解くことができる。
・数列と級数について、収束・発散を調べることができる。
・基本的な関数について、導関数を求め、関数のグラフを描き、極値の判定をすることができる。
・基本的な関数の積分をすることができ、図形の面積や立体の体積などに応用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 3年間で学んだ微分積分、線形代数の総合的な理解度3年間で学んだ微分積分、線形代数について、十分に理解している。3年間で学んだ微分積分、線形代数について、概ね理解している。3年間で学んだ微分積分、線形代数について、全く理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
【開講学期】秋学期30時間
 学習習慣の維持と、微分積分、線形代数についての理解を深めることが目的である。
 3年夏学期までに学んだ内容の復習をする。
授業の進め方・方法:
書き込み式のドリル「微分積分」およびプリントを使って学習を進めていく。
授業前半は,個人で演習を行って自分の実力を確認し,後半では,必要に応じてグループで演習を行い,知識を共有することで問題の解決を目指す。教員が教室を巡回して、必要に応じて解説を行う。
成績評価は,平常点(小テストとドリルの提出など)を20%、到達度試験の得点を80%として算出する。
注意点:
スマートフォンなどの携帯端末の使用は認めない。わからないことがあれば、まず教科書で復習をすること。それでも解決できない場合は、グループ学習の際に話し合ってみること。それでもわからない場合は、巡回している教員に訪ねること。なお、本科目は再試験対象外です。
年度内に補充試験を行う場合には、試験の得点が60点以上であれば最終評価を60点とします。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 演習(1)プリント 平面と直線との交点、球面の方程式、
点と平面との距離
2週 演習(2)プリント 固有値と固有ベクトル、正則行列による対角化、
対称行列の固有ベクトル、対称行列の対角化
3週 演習(3)ドリル 7-10 数列の極限、級数の収束
4週 演習(4)ドリル 19-22 指数・対数関数の導関数、三角・逆三角関数の導関数
5週 演習(5)ドリル 23-26 高次導関数、ロピタルの定理、関数の増減
6週 演習(6)ドリル 27-30 関数の増減と極値、グラフの凹凸
7週 演習(7)ドリル 31-34 接線と法線、媒介変数表示曲線、テイラーの定理
8週 演習(8)ドリル 46-49 分数関数と三角関数の不定積分、漸化式による不定積分
4thQ
9週 演習(9)ドリル 50-53 定積分の定義、置換積分
10週 演習(10)ドリル 54-57 部分積分(定積分)、広義積分
11週 演習(11)ドリル 58-62 平面図形の面積、極方程式
12週 演習(12)ドリル 72-75 曲面の方程式、偏導関数、高次偏導関数
13週 演習(13)ドリル 76-78 接平面、全微分、2変数関数の近似式
14週 演習(14) 到達度試験
15週 演習(15) 課題の提出 復習と提出物の完成
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

到達度試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
理解度800000080
継続的な学習姿勢020000020