到達目標
3年生までに学んだ微分積分、線形代数について、総復習をする。主な目標は次のとおり。
・ベクトルと行列についての基本的な問題を解くことができる。
・数列と級数について、収束・発散を調べることができる。
・基本的な関数について、導関数を求め、関数のグラフを描き、極値の判定をすることができる。
・基本的な関数の積分をすることができ、図形の面積や立体の体積などに応用することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
3年間で学んだ微分積分、線形代数の総合的な理解度 | 3年間で学んだ微分積分、線形代数について、十分に理解している。 | 3年間で学んだ微分積分、線形代数について、概ね理解している。 | 3年間で学んだ微分積分、線形代数について、全く理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
Diploma Policy DP2
説明
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教育方法等
概要:
【開講学期】秋学期30時間
学習習慣の維持と、微分積分、線形代数についての理解を深めることが目的である。
3年夏学期までに学んだ内容の復習をする。
授業の進め方・方法:
書き込み式のドリル「微分積分」およびプリントを使って学習を進めていく。
授業前半は,個人で演習を行って自分の実力を確認し,後半では,必要に応じてグループで演習を行い,知識を共有することで問題の解決を目指す。教員が教室を巡回して、必要に応じて解説を行う。
成績評価は,平常点(小テストとドリルの提出など)を20%、到達度試験の得点を80%として算出する。
注意点:
スマートフォンなどの携帯端末の使用は認めない。わからないことがあれば、まず教科書で復習をすること。それでも解決できない場合は、グループ学習の際に話し合ってみること。それでもわからない場合は、巡回している教員に訪ねること。なお、本科目は再試験対象外です。
年度内に補充試験を行う場合には、試験の得点が60点以上であれば最終評価を60点とします。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
演習(1)プリント |
平面と直線との交点、球面の方程式、 点と平面との距離
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2週 |
演習(2)プリント |
固有値と固有ベクトル、正則行列による対角化、 対称行列の固有ベクトル、対称行列の対角化
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3週 |
演習(3)ドリル 7-10 |
数列の極限、級数の収束
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4週 |
演習(4)ドリル 19-22 |
指数・対数関数の導関数、三角・逆三角関数の導関数
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5週 |
演習(5)ドリル 23-26 |
高次導関数、ロピタルの定理、関数の増減
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6週 |
演習(6)ドリル 27-30 |
関数の増減と極値、グラフの凹凸
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7週 |
演習(7)ドリル 31-34 |
接線と法線、媒介変数表示曲線、テイラーの定理
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8週 |
演習(8)ドリル 46-49 |
分数関数と三角関数の不定積分、漸化式による不定積分
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4thQ |
9週 |
演習(9)ドリル 50-53 |
定積分の定義、置換積分
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10週 |
演習(10)ドリル 54-57 |
部分積分(定積分)、広義積分
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11週 |
演習(11)ドリル 58-62 |
平面図形の面積、極方程式
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12週 |
演習(12)ドリル 72-75 |
曲面の方程式、偏導関数、高次偏導関数
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13週 |
演習(13)ドリル 76-78 |
接平面、全微分、2変数関数の近似式
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14週 |
演習(14) 到達度試験 |
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15週 |
演習(15) 課題の提出 |
復習と提出物の完成
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16週 |
答案返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 到達度試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
理解度 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
継続的な学習姿勢 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |