産業システム工学概論Ⅱ(1014)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 産業システム工学概論Ⅱ(1014)
科目番号 4M42 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 論理回路入門/堀桂太郎/森北出版
担当教員 松橋 信明

到達目標

1.論理素子の動作を理解し、論理回路を組むことができる。
2.ディジタルICや加算回路を理解し、説明できる。
3.各種フリップフロップの動作を理解し、説明できる。
4.非同期式カウンタを理解し、設計できる。またDフリップフロップ応用回路を理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1:論理素子、論理回路論理素子の動作を理解し、論理回路を組むことができる。論理素子の動作をある程度理解し、論理回路をある程度組むことができる。論理素子の動作を理解できず、論理回路を組むことができない。
評価項目2:ディジタルIC、加算回路ディジタルICや加算回路を理解し、説明できる。ディジタルICや加算回路をある程度理解し、ある程度説明できる。ディジタルICや加算回路を理解できず、説明できない。
評価項目3:各種フリップフロップ各種フリップフロップの動作を理解し、説明できる。各種フリップフロップの動作をある程度理解し、ある程度説明できる。各種フリップフロップの動作を理解できず、説明できない。
評価項目4:非同期式カウンタ、Dフリップフロップ応用回路非同期式カウンタを理解し、設計できる。またDフリップフロップ応用回路を理解し、説明できる。非同期式カウンタをある程度理解し、ある程度設計できる。またDフリップフロップ応用回路をある程度理解し、ある程度説明できる。非同期式カウンタを理解できず、設計できない。またDフリップフロップ応用回路を理解できず、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP3 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】冬学期週2時間
応用分野に関する問題解決に応用できることであり、機械工学、特にメカトロニクスと密接に関連するディジタル電子回路分野を学習する。論理素子や記憶素子を用いたディジタル電子回路に関する基礎的知識を習得することを目標とする。
授業の進め方・方法:
◎ディジタル電子回路(論理回路、フリップフロップ、カウンタ、等)について講義する。しっかり理解できるよう、演習を多く取り入れながら、講義を進めていく方針である。
◎到達度試験70%、課題30%の割合で評価する。総合評価は、100点満点として、60点以上を合格とする。到達度試験答案及び課題は採点後返却し、達成度を確認させる。
◎補充試験を実施した場合は、補充試験の点数のみで評価する。60点以上を合格とし、その場合の評価を60点とする。
注意点:
・予備知識が少なく、多彩な内容なので、授業中に理解することが重要である。
・講義内容をより深く理解するために、予習・復習をしっかりやること。
・設計や演習を多く取り入れ、学習意欲を増進する授業を展開する。
・自学自習の成果は、課題及び到達度試験によって評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 2進数、論理素子、論理演算
2週 論理式と論理回路、ド・モルガンの定理
3週 ディジタルIC、伝達遅延時間、ハザード
4週 加算回路、RSフリップフロップ
5週 JKフリップフロップ、Dフリップフロップ、
Tフリップフロップ
6週 非同期式2のk乗進カウンタ、非同期式n進カウンタ
7週 分周、シフトレジスタ、リングカウンタ
8週 到達度試験、答案返却とまとめ
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

到達度試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000