卒業研究B(1446)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 卒業研究B(1446)
科目番号 5M34 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 その他 単位の種別と単位数 履修単位: 8
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 8
教科書/教材 各担当教員の作成した資料
担当教員 古谷 一幸

到達目標

(1)課題に対する調査・実験・考察などを期日までに目標を立てて計画的に進め,口頭発表するとともに,卒業論文をまとめることができる。
(2)課題の内容に対する背景を把握し,課題の目的が明快に説明できる。
(3)調査・研究方法・結果を順序立てて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題に対する調査・実験・考察などを期日までに目標を立てて計画的に進め,口頭発表するとともに,適切な卒業論文をまとめることができる。 実験・考察などを期日までに目標を立てて計画的に進め,口頭発表するとともに,概ね適切な卒業論文をまとめることができる。実験・考察などを期日までに目標を立てて計画的に進め,口頭発表するとともに,適切な卒業論文をまとめることができない。
評価項目2課題の内容に対する背景を把握し,課題の目的が明快に説明できる。 課題の内容に対する背景を概ね把握し,課題の目的が概ねに説明できる。 課題の内容に対する背景を把握し,課題の目的が明快に説明できない。
評価項目3調査・研究方法・結果を順序立てて明快に説明できる。 調査・研究方法・結果を順序立てて説明できる。 調査・研究方法・結果を順序立てて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 説明 閉じる
Diploma Policy DP2 説明 閉じる
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ディプロマポリシー DP4 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP5 説明 閉じる
ディプロマポリシー DP6 説明 閉じる
地域志向 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週4時間,夏学期週8時間,冬学期週20時間
機械工学科教員の研究室に分かれ、機械工学各分野の研究課題について担当教員の指導の下で一年間を通じて研究・実験を行う。これまで学んだ知識を活かし、具体的な問題を解決する能力を養うとともに、研究成果を論文にまとめ、発表するプレゼンテーション能力を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
それぞれの研究テーマについて担当教員の指導の下で一年間を通じて研究・実験を行う。研究結果を卒業研究概要にまとめ、学年末に行われる卒業研究発表会で発表し、教員や学生の質問に答える。さらに研究内容を卒業論文として作成し、提出すること。
注意点:
主体性を持ち、能動的に研究・実験に取り組むこと。概要ら論文の提出期限を守ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 研究
2週 研究
3週 研究
4週 研究
5週 研究
6週 研究
7週 研究
8週 研究
2ndQ
9週 研究
10週 研究
11週 研究
12週 研究
13週 研究
14週 研究
15週 研究
16週
後期
3rdQ
1週 研究
2週 研究
3週 研究
4週 発表の準備研究
5週 発表の準備
6週 発表
7週 論文作成
8週 論文作成
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3
英語英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
社会現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

卒業論文発表合計
総合評価割合6040100
基礎的能力000
専門的能力6040100
分野横断的能力000