地理Ⅱ(0212)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地理Ⅱ(0212)
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 地理B/東京書籍、新高等地図/東京書籍、GCSE Geography AQA Student Book
担当教員 河村 信治

到達目標

自然環境と人間の生活についての地理的見方、考え方が理解できる。
環境、国際社会など地理的な課題について自分自身との関わりを自覚し、広い視点を持ち、論理的に考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
多文化共生の考え方を理解し、積極的な行動ができる民族文化の多様性と、共生の考え方が理解できる異文化に対して、排他的な見方をする

学科の到達目標項目との関係

地域志向 説明 閉じる
学習・教育到達目標 A 説明 閉じる
学習・教育到達目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界の自然的環境と人間社会との関係、地域内あるいは地域間のさまざまな現象の構造や関係を理解する。
それは自分自身と、地域、国際社会、地球環境とのつながりを考えることでもある。
網羅的な知識より、諸事象の構造や関係性の理解を重視し、また現代の環境問題や国際化・情報化社会に主体的に向き合っていくための原則や基本的考え方を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
冬学期には「地域学」と「異文化理解と共生」を2大テーマとして、地域の持続可能性についての課題とグローバル・イシュー(地球的課題)について考えていく。いくつかのテーマについて英語のテキストブック(GCSE Geography)を使用して授業を行う。
注意点:
冬学期は自ら調べ考える授業であり、主体的な意思表現とコミュニケーションが求められる。学習内容の復習とともに、学習のプロセスとそこから気づいたことを各自よくふりかえり整理しておくことが必要。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 文化と文明
2週 文化と文明
3週 文化・民族をめぐる問題
4週 文化・民族をめぐる問題
5週 多文化共生社会
6週 多文化共生社会
7週 人口問題・食糧問題
8週 人口問題・食糧問題
4thQ
9週 エネルギー問題
10週 エネルギー問題
11週 北・東北地域の課題
12週 北・東北地域の課題
13週 グローカルに生きる
14週 グローカルに生きる
15週 到達度試験
16週 ふりかえりとまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3
地歴・公民国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。3

評価割合

到達度試験その他の課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000